親が大きな手術を受けました。

悪い腫瘍を取るという手術です。


手術前の検査で、腫瘍が更に大きくなっていると言われ、ほっておくと余命2ヶ月。

大きくなった分、手術のリスクは上がるし、術中死することもあるので、やめてもよいとも言われたそうです。


親は2ヶ月で死ぬより手術を選び、とりあえず手術は成功しました。

7時間…予定より1時間遅いですが、ひどかった場合12時間くらいかかると言われていたので、よい線で終わったのではないかと思いました。


悪いものを取れるだけ取ったけれど、取りきれないところや、あとから出てくるところもあるし、再発は大体するので、時間稼ぎとも言われました。


でも、とりあえず成功。

ちょっとほっとしました。


手術なので、わたしたち姉妹は手術の見送りと出迎え、そのあと病室に入れてもらうことができました。


手術後は、すぐに喋れるのですね。


ドクターがきて、先ほど書いたような、再発するし時間稼ぎだと病人の前、手術後にすぐ言います。


わたしも、自分の余命はわかった方がよいと思いますが、手術後の疲れてる時に言わなくてもなぁ…と思ってしまいました。

家族がいるので、一緒に済ませたいのかもしれませんが…。


書いていて思い出しました。

別のドクターが終わったあと、わたしたちに説明をしてくれていました…やはり本人に向けてなのですね。

(じゃあ、次の日でもいいじゃん!)


病院は完全看護…とてもよいと思います。

でも、面会は全然できません。

動けるようになったら電話してとは言っておきましたが…。


以前入院した時に、スマホのLINEが既読にならないので、すごく心配したことがあります。

その時は院内でコロナに感染していました。

その時、なにも病院から連絡がなかったのにはちょっと腹が立ちました。


今回も、しばらくは動けないのはわかっていますが、洗濯物を持っていった時くらい、ちょっと顔を見れるだけでも安心なのになぁ…と思いました。


誰も見にくる人がいない人もいるので、あまり強硬に言えることではないとも思います。

でも、面会で家族の顔を見て、がんばろうと思ってくれることもあると思います。


最近は退院するのが早いから、そう問題ないのかもしれません。

今回は手術の前に会えましたが、家族は死んでから会いたいわけではないと思います。


コロナ後、面会には厳しいですが、なにかよいアイデアがあるとよいなぁ…と思いました。


P.S.

親は次の日には歩いたし、電話やメールもしてきました。ご飯も夜は出たそうです。

本当に治療早く進むのですね。

とてもびっくりしました。