わたしの家では粕汁というものを食べなかったので、馴染みがありませんでした。
最近粕汁を食べて、ちょっと興味を持ったところでこの本に出会いました。
「粕汁の本はじめました」
松鳥 むう 西日本出版社
松鳥さんの実家では(滋賀県)、知り合いから酒粕をもらうという恵まれた状況もあるかもしれませんが、よく粕汁を食べていたそうです。
粕汁ラブな松鳥さんが、色々なところで食べた粕汁を紹介しています。
わたしとしては、作り方もよくわかっていないので、最近食べた、一軒はサラッと系で、もう一軒はちょっとドロっと系なのかな…ということはわかりました。
酒粕も買ってきたので、作ってみました。
初心者なので、まずはおとなしめにサラッと系でいってみようかと思いました。
配合はざっくりと、酒粕2に調味料1とあります。
家にあった大根、人参、乾燥ごぼうと油あげをテキトーに入れ白だしを少々。
そこに酒粕をちぎって入れます。
(松鳥さんオススメ…ダマに残ったところが美味しい)
けっこう酒(酒粕)の味とかおり。
それ以上入れるのはコワいので、味噌を入れました。
家にあったのは赤味噌だったのですが、味噌が勝ってる?
(調味料は白みそ、みそと書いてあった!)
ちょうど白菜を切っていたので、葉のところを入れてみると、なんだか落ち着きました。
(関西では白菜はあまり入れないそうです)
できあがりは、おいしかったです。
味噌の色も薄かったので、減塩にもなるのでは…と思いました。
豚肉入りは手軽そうなので、今度やってみたいと思います。
(粕汁豚汁とわざわざいうところもある)
元は、正月に少しづつ食べていた鮭などの骨が残るので、最後に粕汁にした(骨正月)という由来もあるそうです。
本元の魚系も挑戦したいですが、アラはめんどくさそうなので、切り身かなんかで、いつかやってみたいです。