「料理沖縄物」」
古波蔵 保好 講談社文庫
やっと読み終わりました。
やっと・・・というのは、残念ながら読み終わってしまったということです。
古波蔵さん(故人)は、明治43年生まれなのですが、
このエッセイは本当に読みやすく、変な言い方ですが、昔のことを書いているのに、全然古い感じがしませんでした。
夜寝る前にベットの中で1話づつ大事に読んでいました。
沖縄料理のことを、ご自分の母親や子どもの時の思い出などに絡めて書いてあります。
読んでいると、その光景が目に浮かんでくるようです。
故郷の沖縄がとても大好きなのだなぁ・・・と感じられました。
そしてとてもあったかい感じがする本でした。
沖縄言葉の意味も書かれていて、聞いたことある言葉がこういう意味だったのか・・・とわかるのも楽しかったです。
ただ寝る前に読んでいるので、頭に入っているかは?です。
また何回も読み直してもよいなぁと思わせてくれる本でした。