「限りある時間の使い方」

  オリバー バークマン  かんき出版

を読みました。


タイムマネージメントの本が色々出ていますが、この本では根本的に考え方を変えようとというと言っています。


人間は、例えば80才まで生きたとして、たった4000週間しか生きられない。


まず

「時間は限られている」

ということを受け入れる。

タイムマネージメントの技術だけを磨いても、なぜか逆に、どんどん忙しくなるだけだとのことです。


作者も昔は生産性オタク(タイムマネージメントをバリバリやっていた)だったと言っているので、それでは根本的に解決しないと思われたようです。


では、やりたいことを考える時どうするか…。

わたしが気になったことは、この3つです。


・やりたいことをあげてみて、上から5つとりそれ以下は捨てる。


・一度にたくさんのことをやらない。

数を決めておく。ただやることが大きなことだとずっと終わらないので、細分化する。


・オリジナルは最初は模倣。

「バスから降りるな。」

ヘルシンキのバスを例にとり、最初は同じ路線を走っていくが、最後は分岐して目的地に着く。違うと思って降りたら最初からやり直しになってしまう。


巻末にとてもたくさんの引用が載せてあるし、色々な方向から書いてあるので、一度読んだだけでは消化しきれない感じがしました。


自分で書いた、気になった3番目も、これだけ読んでると、自分でもなんだか話がズレているような気がします。


これは、やることを選ぶ指針がたくさん書いてあるからだと思いました。

盛りだくさんな本だと思いました。