京都の、天狼院書店で
「京都和菓子めぐり」
鈴木 宗康、宗博 淡交社
を書いました。
天狼院書店は、町家を改装?してある小さな書店ですが、イベントや講座など意欲的にやっているのですね。チラシをもらいました。
京都にしかないのかと思ったら、他県にもお店があるのですね。
この本は、お父様の宗康さん(故人)の著書
「京・銘菓案内」を改訂して出版されたものだそうです。
名前を知っていたり食べたことのあるお菓子もありますが、知らないものばかりなので食べてみたくなります。
なぜこの本を買ったかというと、
以前 奈良で、
「年がら年中 饅頭祭
奈良&大和の和菓子巡り旅」
太鼓打源五郎 京阪奈情報教育出版
という本がおもしろかったからです。
ならまち周辺にあるお菓子屋さんも多く載っていて、何種類か買えたり、見れたりしたのです。
おいしかったのは、
萬々堂通則の“ぶと饅頭”
…写真の見た目がドーナツで、ドーナツなのですが、ふわふわではなくしっとりとして、こし餡となじみ、砂糖のザラザラがうれしい…みたいな、意外感がうれしいお菓子でした。
その時に見た、椿のお菓子が9軒分写真でついていたのですが、紅白の花びらに黄色の蕾という共通性を持ちながら、お店によってデザインが違います。
東大寺のお水取りの時期のお菓子ということを後で気がついたので、次回その時期に行けたらぜひ買ってみたいと思いました。
京都から奈良の話になってしまいましたが、和菓子の世界は素敵ですね。