知り合いのおばあちゃんと久しぶりに

ゆっくりお話ししました。

 

近所の人が病院に行って、

「もう長いことないのだけど、治療をすれば

多少延命はできるよと医者に言われた」

とその方に話されたそうです。

 

その方は、

「一緒に住んでいる家族には話したのか?」

と聞いたそうです。

そのご近所さんは家族にまだ話してないとこと。

そのあと、その人は入院されて亡くなっちゃったので

どうしたかはわからない、と言われました。

 

なんでそんな話をされたのかなぁ・・・

と思ったら、最近そのおばあちゃんは

娘さんを亡くされたそうです。

 

病気の再発だったとのことですが、

悪くなって、もう命がない・・・となってから

話を聞いたそうです。

 

「私はもう怒れて、怒れて、

なんでもっと早くに言ってくれなかったのか?!

と娘に言った」

と言っておられました。

 

もし、わかった時点でおしえてくれれば、

できるだけ一緒にいたり、話したり、なにかやってあげたり

できたのに・・・とも。

 

明るく話されていましたが、病気があったとはいえ

逆縁で、本当につらかったのだろうと思いました。

 

娘さんとしては、親に余計な心配をかけたくない

との思いもあったと思いますが、

子どもに亡くなられた親をまじかで見たら、

病気などでわかっているときはおしえなきゃと思いました。

 

このお話を聞かなかったら、わたしは娘さんと一緒の事を

してしまったのではないか?と思いました。