GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
14 背景
今回、「背景」の項目については、4項目ありますが一気に勉強していきます。
新しい画像の背景色を設定してみよう
※本項目については、今まで勉強してきた内容で何となくわかる内容なので、画像挿入はなしで簡単に説明文だけにします。
「新しい画像」の背景色を設定する
①メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」を選択。
②「新しい画像を作成」ダイアログ⇒「詳細設定」を選択。
③「詳細設定」内に「塗りつぶし色」の項目があるので、
・描画色
・背景色
・白
・透明
・パターン
の中から選択することで背景色を選択できます。
毎回同じ背景色になるように設定しておく
①メニューバー⇒「編集」⇒「設定」を選択。
②設定ダイアログから「新しい画像の設定」を選択。
③「塗りつぶし色」の項目で、「新しい画像の背景色設定」と同様に描画色や背景色等を選択しておく。
背景画像に光をあててみよう
背景画像に光をあてる方法
①画像を開く
※今回は下の画像を使用します。
②メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ライト効果」を選択。
③上のダイアログが表示されるので、
「オプション」の「距離」を調整。
※今回は"2.000"で設定。
※投影の中心が青点で表示されるのでドラッグして位置を調整します。
④「光源」で
・種類:点光源
・色:白色
・強度:1.00
に設定。
⑤プレビューを見ながら良ければ「OK」をクリック。
※下画像のように画像上部が明るくなります。
⑥今回白色だと明るくなりすぎている感じがあったので、「ツールボックス」⇒「スポイト」機能を用いて空の色の明るいところの色を「光源」の「色」に設定してみました。
※下の画像が「スポイト」で画像の空の色を吸い取って、色設定したところです。
⑦「光源」の「色」を画像の明るい空の色にした時の画像です。
※ちょうど上部の真ん中の雲の部分が明るくなったので、ここに太陽があるのかな?って感じにできます。
⑧今回は更に「色」を適当に赤っぽいオレンジにしてみました。
※少し変ですが、こんな感じで夕焼けの様にできると思います。
※ちなみに「ライト効果」のダイアログに
・バンプマップ
・環境マップ
のタブがあったのでオリジナルの画像に効果を実行したところ下の画像の様になりました。
【バンプマップ】
【環境マップ】
なんかよくわかりませんが、こんな効果もあるようです。
足りない背景をのばしてみよう
画像の横幅をのばす
※今回は下の画像の横幅を伸ばしてみます。
①アルファチャンネルの追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」を選択。
②キャンバスサイズを変更する
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスサイズの変更」を選択。
・「キャンバスサイズの変更」ダイアログが表示されるので、適当な大きさに「幅」を変更する。
※「幅」を変更する時、今回は横幅のみを大きくするので幅/高さの「チェーン」は話しておく。
③問題なければ「リサイズ」をクリック。
※これで、下のような感じに左側のサイズが透明として伸ばすことができました。
④選択範囲を作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」⇒横にのばしてもおかしくならないような場所で範囲を選択する。
※選択範囲を横にのばすので、画像を見ながら横に伸ばしてもわかりにくい画像の部分を矩形選択します。
⑤選択範囲を横にのばす
・ツールボックス⇒「拡大・縮小」⇒キャンバス内で左クリック
⑥ハンドルが表示されるので、のばしたい方向にある真ん中の四角いハンドルを逃したいところまでドラッグ。
⑦「拡大・縮小」ダイアログの「拡大・縮小」をクリックして拡大・縮小を決定する。
⑧「拡大・縮小」を決定してもまだ「フローティングレイヤー」になっているので「フローティングレイヤーの固定」をクリックしてフローティングレイヤーを固定する。
※これで、下のように画像を横にのばすことができましたが、つなぎ目部分に線が入ったようになってます。
⑨伸ばした部分を「修復ブラシ」ツールで分かりにくくする。
・ツールボックス⇒「修復ブラシ」を選択
・修正したい色の箇所で、「Ctrl」を押しながらクリック(下の画像の様に円マークが表示されます)
・つなぎ目部分をドラッグすると、円マークと同じ色に修復されます
※「修復ブラシ」ツールの使い方は別途勉強するようなので、今回は何となくでやってみました。
以上で下の画像のようにはっきりとしたつなぎ目を消して、横にのばすことができました。
消しゴムを使って背景を透明にしてみよう
「消しゴム」ツールを使って背景を透明にする
①アルファチャンネルを追加する。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「アルファチャンネルの追加」を選択。
②ツールボックス⇒「消しゴム」を選択。
③消したい部分をマウスのドラッグで消していく。
※ごめんなさい。時間がかかるのでざっくりと空を消してみました。
④今回は上でせっかく空を透明にしたので、下の画像をレイヤーに追加してみました。
⑤これを重ねることで下の画像の様に空の部分だけ変更(合成)することができました。
今回は14項の「背景」について勉強しました。
順番通りでは、次回は15項「文字(テキスト)」になりますが、項目が多いのと、とりあえず文字入力は出来ているので、一旦後回しにして16項「合成」を勉強していきたいと思います。