夜の影 #4 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



古くも新しくもないホテル。

おきまりのパネルの前で部屋を選ぶとカードキーが機械から吐き出される。

そのカードを持って少し暗い廊下を歩いていく。
前を歩く潤の足取りに迷いはなくて、少しステップを踏むようで楽しそう。

俺は.....楽しい?
ふっと自嘲するように笑ってしまうけど。

楽しいかどうかはこれからだろ?
心の中で自分に問いかける。


ピッとカードキーの音がして扉が開いた。


そうだ。
これはゲーム。

俺の身体を使ったゲーム。
より夢中になった方が負け。
いや、勝ちなのかもしれない。

その刹那だけ、夢中になれたらそれだけでいい。
心が欲しいとか、愛がどうとか、そんなことはどうでもいいから。



狭い入口で靴を脱いで、もう一つの扉を潤が開く。
その先には小さなソファーセットと大きなベッド。


潤に手を取られて、縺れるようにベッドへと倒れ込んだ。
縺れた手足のままで、潤のぽってりとした唇が俺のそれに重なる。

熱い...。
絡め取られるようなキスと、優しく俺を撫でる大きな手。

ダンスへの情熱と同じような、燃えるような潤の手がシャツの下へ潜る。


熱が.....上がる。

早く俺を快楽の果てへと連れて行って欲しい。

這い回る手。
そこにあるほんの少しの荒々しさが、潤の若い頃を思い出させる。

誰よりも熱くて、誰よりもキラキラしてた。
そして、いつも何かに苛立っているようなキツイ目をすることがあった。

「んっ....」
「カズ、やっぱ良い声だな」

身体の中を渦まく熱。
その熱にうかされるように潤の首に腕を伸ばしてしがみついた。

揺れる2人の腰がぶつかる。

「エロ....」

潤がペロリとその唇を舐めるのを、じっと見つめてた。

「啼かせたくなる」
「嬉し....」

楽しそうだった瞳がギラリと光った。