大宮夫婦 結婚しようよ 45 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



ほとんど眠れないままで朝を迎えた。



今日は5人の仕事だ。





さとし

俺の一番大切な人。


ずっとずっと好きな人。



どんな顔したらいい?

どんな声で話せばいい?




諦めて欲しい。


それでも俺を好きなままでいて欲しいなんて

わがままだよね。



わかってんの。


わがまま過ぎるってことは、わかってる。




結婚、諦めてくれたら

どうなるんだろう。


俺とさとしはこれからどうなる?



もう隣に立てなくなるのかな。

あなたのあの優しい笑顔は、もう俺に向かなくなる?




やだな。


自分勝手だけど、わがままだけど


ずっと、あの笑顔を見ていたい。

いつまでも俺にだけ、甘く笑って欲しい。




どうしようもないこと考えて

ゲームやりながら、頭の中はさとしのことでいっぱいで。



現場に来るのがこんなに嫌だったことない。



嫌なのに着いちゃって、もう楽屋のドアの前で、ドアを開けるしかないのに。




まだぐだぐだ考えてしまう自分が嫌だ。



さとしに、諦めることを求めたんだ。


それなら俺は

俺も


諦めることが必要なんだよね。



俺を諦めたさとしが、俺を必要としなくなったらそれを受け入れるしかない。


さとしを諦めるしかない。



さとし

さとし

さとし



大好きだよ。


ずっと大好きだから。






スッと息を吸って、楽屋のドアを開けた。








「おはようございます」

「ニノ、おはよう」

「あ、まだ翔ちゃんだけ?」

「うん」

「そろそろ雅紀来るんじゃないかな」

「そう」

「あれ?智くんは?」




翔ちゃんの言葉に答えがつまる。

新聞から顔を上げてた翔ちゃんの眉間にシワが寄る。




返事しなきゃって口を開いた時、俺の後ろのドアが開く音。


咄嗟に相葉さんだと思って、翔ちゃんの視線を避けようと振り返った。



「かず、おはよ」

「...お..はよ....ございます」



ドアを開けたのはさとしで、いつもより少しだけ強い目をしてた。


それでもいつもの甘い声で俺におはようって言って、ふにゃんと笑ってくれて。



その笑顔を見たかったはずなのに、俺は笑えなかった。