happiness 171 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




窓から朝の光が入って、眩しくて目が覚めた。


今日も俺の腕の中にはかずがいる。



そっとおデコにキスして腕を抜いて起き上がった。


かずを起こさないように静かに動いて、スケッチブックに眠るかずを描きとっていく。



昨日とは違う空気を纏ってる。



病院から帰ってきて、ずっと感じてた小さなトゲみたいなもの。


それが消えてる。

いや、まだあるのかもしれないけど、俺を拒絶するような空気が消えていた。



少しだけ寄っていた眉間のシワも、今日はない。



そんなかずの寝顔を丁寧に描いた。



描き終わって時計を見ると、朝ごはん作る時間になってて、パタンとスケッチブックを閉じた。



んんってかずのむずがる声が聞こえたけど、まだ眠ってるみたいだったから、そっと部屋を抜け出してキッチンに向かった。



今日も、俺が作る朝ごはん。


ご飯は昨日の残りがあるからそれをチンすることにして、オカズをどうするか悩む。


とりあえずウインナー炒めて、目玉焼きを焼くことにして冷蔵庫を見たら、玉子が残り3つでウインナーも1袋だけ残ってた。



「ヤベェな。今日は買い物行かないと食うもんなくなるな」


ブツブツ1人で喋りながら冷蔵庫から玉子とウインナーを出した。



「あ、味噌汁どうすっかなぁ。昨日と一緒でいいか」



またブツブツ言いながら冷蔵庫を見て、やっぱり最後の1パックの豆腐を出して、乾燥ワカメを棚から取り出しておく。



「今日は合わせ味噌にすっかな」


お湯を沸かして味噌汁の準備をしてた。



ギシッて、キッチンの入口の方で音がして振り返ったら目を擦ってるかずがいた。



「かず、起きたんだ。おはよ」

「.....はよ…さと.....」



ペタペタと歩いて俺の横に来ると



「ごはん....」



って小さく呟いた。



ペタペタって音が気になってかずの足元を見ると、案の定今日も裸足。


靴下を取ってきて履かせると、キッチンに小さなイスを持ってきて俺が朝ごはんを作るのを見てた。




朝ごはんが出来た頃、今日も潤が1人で起きてきて驚く。


お前どうしたの?って聞いたら、別にって低い声で答えた潤は、やっぱりちょっとボーッとしてたけど、答える声はしっかりしてた。



3人で朝ごはんを食べて、今日も大学だって潤が出かけて行く。



俺は、シャツの裾を持って俺の後をついてまわるかずにニヤケながら、洗濯と掃除をして午前中を過ごした。