大宮夫婦 結婚しようよ 14 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




その日のミーティングは、なんだか楽しくて笑ってばっかりいた。


逆バンジーしようなんて潤くんが言い出して、翔さんが固まって、まーくんはワクワクしてた。


さとしは俺の顔を見て、ニヤッと笑って



「それ、決定な」


って、嬉しそうに言った。



後で、なんで?って聞いたら



「みんなの前でもイチャイチャ出来そうだったから」



なんて真顔で言っててそれが面白かった。







「じゃあ、今日はここまでにしよう。続きは明日、よろしくお願いします」



潤くんの言葉でみんな立ち上がって部屋を出て行く。


スタッフがみんな出て行ったところで、おーちゃん...じゃなくて、さとしが話しかけてくる。



「かず、どっち?」



何のことだか分からなくて首を傾げた。



「可愛いなぁ」



俺を見てニヤけるおじさん。



「さとし?どっちってなんのこと?」
 
「だから、おいらん家とかずの家のどっちに帰る?」



たずねる俺に、なんかドヤってるさとし。

いや、意味わかりませんけど。



「俺は俺ん家で、あなたはアナタん家に帰るんじゃないんですか」

「違うよ!より戻したんだから一緒に帰るんだよ。明日もミーティングだから、一緒に帰って一緒に来ればいいだろ?」

「マジ?」

「マジ!!」

「ひゅー!おーちゃん積極的ー!!」

「だろ?」

「てことは、初夜?」

「そうだといいんだけどなぁ」



楽しそうに話し出す天然な2人。

待って。


色々ついていけてないのは俺だけなの?


より戻したんだから一緒に帰るってなに?

しょ.....初夜とかっ..........。



ダメだ。恥ずすぎる。




カバンを肩にかけて、コソッとドアに向かったら後ろからガシッと手首を掴まれた。



「逃がすかよ」



捕まったのは俺で。

捕まえたのはさとし。




「行くぞ」



グイッと引っぱられて、手首の熱さにドキドキしながら部屋を出る。




「じゃあな」

「また明日ね」

「いい夜をー!」



訳のわからない声援が、閉じかけたドアの中から聞こえた。




ヤバイよ。


顔が熱い。


アンタに掴まれた手首も熱いけど、気持ちが昂って落ち着かないよ。



ねぇ、さとし。

どんな顔してるの?



俺は、心臓破裂しそうなくらいドキドキしてるよ。



本当に俺、今夜アンタのモノになるの?



どうしたら良いのかわからないまま、さとしの後ろを歩いた。