大宮夫婦 結婚しようよ 13 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




「んんっ」



わざとらしい咳払いが聞こえて、おーちゃん...じゃなくて、さとしから離れようと胸を押したけど、ぎゃくに強く抱き寄せられて密着してしまった。



「ちょっ、さとし.....」

「なんだよ」

「ちょっと離れてよ」

「嫌だ」

「嫌だって.....」

「ずっと離れてたんだから、もう離れんのヤダ」



子供みたいなこと言って、俺をぎゅうぎゅうに抱きしめるさとし。


.....嬉しい。



どうしよう。

顔がニヤけそうなくらい嬉しい。



参ったなって思って少し目を伏せたら




「お二人さん、そろそろいい?」

「智くーん、お仕事ですよー」

「はいはい、にのちゃんはこっちね」




しまった.....。



さとしの雰囲気に流されたけど、ここミーティングルームじゃん。



幸い嵐さんしか居なかったけど、思いっ切りイチャついてたのを自覚してるだけに、恥ずい。



いくら気心知れてるメンバーだからって、メンバー同士の恋愛事情なんて知りたくもないに決まってるし.....もう、どうすんだよ。


そんなこと考えてる間にも俺は相葉さんに、智は翔ちゃんに捕まって、間に20センチくらいの隙間をあけて座らされる。


俺たちの向かい側のソファーには、真面目な顔した3人。



潤くんと目が合って、照れくさくてヘラっと笑ったら、じーっと見つめられたから大丈夫って気持ちを込めて、コクンと頷いた。


そんな俺に、ニヤッと笑った潤くん。




「元サヤってことで良いの?」



さすが潤くん、どストレート。



「おう。かずはおいらのだから、お前ら抱きついたりすんなよ」



って、さとし?

それより前に言うことあるよね?



「良かったねー。やっと元に戻ったんだねぇ」



相葉さんも、それ、素直すぎるでしょ。



「いや、えと、そうゆう事なの?」



翔ちゃん、それが正解です。

普通の人の反応はそれが正解だと思う。




「カズ?それで良いの?」



心配そうな潤くんの顔。

優しいなぁ。やっぱり。



「えっと、もう一回おーちゃん.....じゃなくて、さとしと2人になります。迷惑かけないようにします。許してください」



ペコッと頭を下げた俺。


それを見て、横で慌てて頭を下げてるさとし。



「お願いします」



って、言ってくれるんだね。

そんな事がすごく嬉しい。




そんな俺たちに、優しく笑う3人が当たり前だろって言ってくれて。


何かあったとしても、俺たちは5人で運命共同体なんだから、変な遠慮すんなよなんて、泣けちゃうような事言ってくれて。



さとしがスッと握ってくれた手の温かさを感じながら、この人たちの為にもきちんとしようって思った。



幸せな時間が、また始まった。