stand by me 隙だらけのコイビト 18 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




慌てたままリビングへ行くと、かずがソファーに座って水を飲んでた。


隣に行ってボスっと座ると「はい、これ」ってローテーブルに置いてあったもう1本のペットボトルを渡してくれる。



湯上りのほんのりさくら色のカズ。

マジで綺麗だなって思いながら受け取った。




「うまっ」

「ふふ。喉乾いてたでしょ?」

「ん、うん。めっちゃ乾いてた」

「ありがとね。俺のお世話してくれてたから暑かっただろうなぁって思ってた」

「あー。うん。それは確かにそうなんだけど、カズの世話をやけるのは俺としてはかなり嬉しいから、それは気にしないでほしい」

「うん。わかってる。しょーちゃんのなんだろ、やってあげられる事なんだよね」

「そう。家の片付けとか飯の支度とか洗濯とか掃除みたいな事は、俺にはほとんど出来ないからさ。やってやれる事はしてやりたいし、カズのこと守りたいと思ってるから」

「ありがと。いつも守ってくれてるよね。俺には甘いってみんな言ってるよ?」




ニコニコと俺の話を聞きながら、時折ペットボトルの水を飲んで、上目遣いで話すカズ。


無意識の上目遣いもやめさせないとって思うんだけど、これもたぶん、言っても治らないんだろうな。


ニコニコしたまま、ソファーに座ってゆらゆら左右に揺れてる。


少しずつ瞼が下がって、もう眠ってしまいそうだ。




「カズ」

「んー?」

「眠いんだろ?」

「ねむくないよ.....」

「目、瞑ってるじゃん」

「わざとですぅ」

「ほら、寝よう」





ウトウトしてるカズを横抱きにして抱き上げたら、するりと首筋にカズの腕が絡む。


擦り寄ってきた頬に一つキスをして、そのまま寝室に運んで寝かせた。







白雪姫みたいだな






とか、俺、何考えてんだろうな。







カズはもちろん男だし、ただその割には華奢で可愛いところがあって、こんなふうに眠ってると男とか女とか関係ないなって改めて思う。




この瞳が開いた時、俺を写してほしい。


そう思うことが、全てのような気がする。





仕事まであと数時間。


布団をかけるともぞもぞっと動いて、ふぅーっと力が抜けた。

そのカズの隣に滑りこんで、そっと、そのふわりとした唇にひとつキスをして。




「おやすみ」




俺の声が聞こえたのか、少しずつ微笑んだように見えたカズを抱き寄せて、俺も眠りに落ちた。












おしまい