stand by me 隙だらけのコイビト 6 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!


ザッとシャワーを浴びて、髪と身体を洗う。


まだちょっと肌寒い季節だけど、シャワーで充分だと思うくらいには気温も上がってる。


普段はお湯につかってゆっくりすることもあるけど、今日は准一くんが来てるから、サッと泡を流してタオルで水分を拭き取った。




「お待たせしました」

「おー、湯上りニノは色っぽいなぁ」

「オッサンかよ」

「お?口悪いなぁ。バンビに言いつけるぞ」

「後輩に色っぽいとか言うからですよ」

「本当のことだからしかたないだろ」

「そっちこそ、しょーちゃんに言いますよ」

「げ。マジでやめて。あいつお前のことに関しては冗談通じないもん」




俺のことからかって遊ぶつもりが、すっかり慌ててる准一くん。


タオルを首にかけたままで、冷蔵庫からビールを取り出してラグに座ってる准一くんの前に座った。



「ん、とりあえずカンパーイ!」

「カンパーイ」


缶のまま飲んでる准一くんに合わせて、俺も缶のままビールを飲んだ。


風呂上がりの乾いた喉に染みわたる。



「美味いっ」

「美味いな」

「あ、なんかツマミ出しましょうか?あとグラスとか」

「ん、あー、今日は乾きもんとチーズくらいで良いよ」

「はいよ。ちょっと待っててくださいね」

「おう」



キッチンで、ツマミに買ってあるチーズと、ナッツ類を皿に適当に出して、グラスを2個持ってラグに戻った。



「はい、どうぞ」

「お、サンキュー」


グラスにビールを注いでもう一回カンパイすると、ポリポリとナッツを摘みながらビールを飲む。




「で、アレはいつ見せてくれんの」

「本当に見たいの?」

「ばーか。今日はそれがメインだろ」

「はぁ?もう。はいコレ」




テレビボードの中に入れておいた手のひらサイズの箱を取り出す。


准一くんは丁寧に手に取ると「開けていい?」って聞いてきたからコクンと頷いた。



そっと箱を開けて、ジーッと中身を見て



「なあ、つけてみろよ」

「え、やだ」

「なんでだよ」

「なんか恥ずかしいじゃん」

「いいだろ、つけてみせて」

「もう、わかりましたよ」



箱を受けとって中でキラキラ光るソレを薬指に滑らせた。



「うわぁ。マジか!左手薬指かよ」

「うっさい」

「翔、マジなんだな」

「もー、うるさいよ」

「ニノ.....」

「何よ」





やめてよ、そんな真面目な顔。



突然、真面目な顔で俺を見つめる准一くん。

それからすごく、すごく嬉しそうに笑って



「ニノ、良かったな」



って。


俺のことぎゅっと抱きしめた。