stand by me 隙だらけのコイビト 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



「こんばんはー。お邪魔しまーす!おーい、バンビー?」



ひとんちの玄関に入るなり、大声でしょーちゃんを呼ぶのはやめて欲しい。



「あれ?バンビー?」



しょっちゅう遊びに来るこの人は、迷いなくリビングに進んで遠慮なく入っていく。


キョロキョロと部屋を見回して、首を捻ってる。


俺は後ろからゆっくり追いついて、そんな先輩を見てた。



「ニノー、なんで翔居ないの?」

「もー、いつも居るわけないでしょ」

「なんでだよ」

「仕事の時間だってバラバラだし、遠くでロケとか多いんですから。そんな日はそれぞれの家で過ごしてるんです」

「マジかよ…翔のこと、からかってやろうと思ってたのに」

「からかうって…」

「まぁいいや。アレ、見せてよ?」

「もう分かりましたよ。ちょっと待っててくださいね」

「ほーい」



いつも通りソファーで寛ぎ始める准一くん。

靴下脱いでだらんとしてる。


たぶん、次はシャワー貸してって言い始めるな。




リビングの扉を開ける直前、声がかかる。



「あ、ニノー」

「はい」

「シャワー貸して」

「プッ」

「あ、何笑ってんだよ」

「いや、想像通り過ぎて笑える」

「いいだろ。タオルいつもんとこの使って良いの?」

「はいはい。良いですよ」

「サンキュー」



ぱっと立ち上がって、嬉しそうにシャワーに向かう准一くん。


どうせ出てきたら、お前も浴びてこいとか言われて、そんでもう少し飲み直そうぜってなるんだよ。



そこまで分かってるから、しょーちゃん怒るだろうな~って思ってしまう。



でも、この人はある意味特別な人だから、しょーちゃんには諦めて貰うしかないんだよね。



例のものと、自分と准一クンの着替えを用意しながら、クスクス笑えて仕方なかった。