Liar 28 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



カズと居酒屋で2人きり。


落ち着いて飲みたいから、個室を取った。



本当はあの頃みたいに、カズの家に行きたかった。

俺の家に来て欲しかった。



だけど、それは言い出せなかった。


あまりにも遠くなってしまった俺とカズ。


その距離は、一足飛びに超えられるようなものでは無いように思えて、言い出せなかったんだ。



今、目の前にいるカズは、何を考えてるんだろう。


ニコニコと笑ってビールを飲んで、飯もつまみも、俺の薦めるものを珍しく美味しそうによく食べた。


アルコールのせいで頬がピンク色に染まってて、時々俺の方を見て優しく笑う。



俺の言葉に

「ふふふ」

って、笑って。


「たのしーね」

って、言って。


耳を赤く染めた。



なぁ、俺、期待してもいいのか?

お前、俺のこと好きなの?



そう思えるような、いつも通りのような。



「カズ」
「潤くん」



もう限界だ。


カズに気持ちを伝えようと、カズの名前を呼んだら、同じタイミングでカズが俺の名前を呼んだ。



潤んだ茶色の目。

俺をじっと見つめる目。



「カズなに?」

「潤くんからでいいよ」

「いや、カズの話聞きたい」


俺はカズの気持ちを大事にするって決めてたから、カズに話すように促した。


「ありがと」

って、小さく俺に言ってから。


カズが話し出した。



「潤くん、今付き合ってる人いる?」


何言ってんだよって誤魔化そうと思ったけど、カズの目が真剣だったから、ちゃんと答えなきゃなって思った。


なんて答えていいのか迷った。


今、付き合ってる子はいない。

だけど好きな奴はいる。


迷ってるうちに、もう1度カズが口を開いた。