♡大宮夫婦番外編♡monster 4 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



バタン!って、大きな音がした。


隣のそらの部屋の扉がしまったみたい。


そら、部屋に戻ったのかな?



ヒヨコのぬいぐるみをギュッてしたまま、そらどうしてるかなって考えてた。


そしたら、もう一回バタンって音がして、リビングの扉がバタンって鳴った。


そら、リビング行ったんだ。


お腹空いたのかな?

もうすぐ夕食の時間だもんね。


今日の食事当番は私だから、行かなくちゃって思うのに、なかなか起きることが出来ない。


「ぴーちゃん、行かなきゃダメだよね。だって私の当番の日だもん。そら、やっちゃうよね。私が忙しい時も、いつもやってくれてたもんね。..........よしっ!ぴーちゃんがんばってつくってくるね!」


抱きしめてたヒヨコのぬいぐるみに話しかける。これ、まりんと翔雅のとこにも同じのがあるんだよね。

いつだったか、お母さん達がお土産で買ってきたの。


ぴーちゃんをぎゅっと抱きしめて、気合を入れて立ち上がった。





リビングの扉をそっと開けると、そらはラグに座ってスマホをいじってる。


何かしてる時は、話しかけても返事が返ってこないことも多いから、とりあえずエプロンを出してキッチンに立った。


私、お料理は好きな方だと思う。

だって小さい頃からお母さんのご飯を食べてきたんだもん。


テレビではなんにも作らないみたいなこと言ってるお母さんは、本当にお料理上手。

お野菜も沢山使って、お父さんや私たちの体調管理もしてくれる。


もちろん、本当に忙しい時はおばあちゃん達が手伝いに来てくれるんだけどね。


そのおばあちゃん達もお料理上手なんだもん。

そりゃあ私だって、上手になるでしょ?


お母さんが台所にいる時は、お母さんを独り占め出来るから、ちっちゃい頃からいつもお母さんが調理するのを見てた。


だって、お父さんはお母さんといちゃいちゃしたがって邪魔になるし、そらは「じゃがいもってなんでこんな形なの?」とか言い出して、野菜をぜーんぶ床に並べたりし始めるんだもん。


お母さんは、そんなそらの質問にもきちんと答えるし、怒ったりしないでお野菜を観察するそらを笑って見てるけど、その分だけご飯の出来る時間は遅くなる。


そのうち、そらは音楽に夢中になって、いつもリビングでオリジナルソングを歌うようになった。


私は、お母さんのそばで色んなお料理を習ってた。



懐かしいこと思い出しちゃったなって、1人で笑って。

なんかちょっと恥ずかしくなって、そらにそんな顔を見られないように、慌てて冷蔵庫の扉を開けて、顔を隠す。


今日は、麻婆豆腐と野菜スープと唐揚げ。
デザートは、ぷるぷるの杏仁豆腐。

昨日、お母さんが「お土産で貰ったんだよー」って持って帰って来てくれたもの。



よしっ!


心の中で気合を入れて、野菜を切ったり豆腐を水にさらしたり、夕食の準備を始めた。