Liar 7 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



ガンッガン ガランガラン


動揺して、買ってきた缶をバラバラと落としてしまって、大きな音が響く。



相葉さんが笑いながら拾ってくれてる。


「潤ちゃん、どした?」

「いや、手滑らした。ごめん」

「びっくりした。珍しいな、潤のそうゆう失敗」

「ごめん、翔さん」

「潤、大丈夫か?」

「うん。大野さん」



大野さんの下から、小さな声で「びっくりした」って、聞こえた。



「てか、それ何してんの?」

「ん?ああ、かずが起き上がろうとすっから、押さえてた」

「いや、智くんそのやり方はどうなのよ」

「へ?」

「くふふ。おーちゃんがにのちゃんのこと襲ってるみたいだよねー」

「はあ?」

「おお。なるほど」

「なるほどじゃねえわっ!どけ!バカ!」

「いいじゃねえか、どうせ疑われてんだし」

「やだよ!」

「素直じゃねえなあ」

「うっさいバカ!セクハラおやじ!」



「痴話喧嘩だねー」なんて、呑気に言ってる相葉さんの声も、遠く聞こえる。


何でもないようなフリをして、コーヒーを飲む。



胸が痛い。


相葉さんの言う通り、痴話喧嘩にしか見えない。


なあ、カズ。


俺、やっぱりお前が好きだ。



誰かの腕の中にいるカズを、指を咥えて見てるなんて嫌なんだ。


だけど、お前を無理やりとか、そんなことは思ってない。



ただ、気持ちを伝えたい。


あの時、言えなかった言葉。

伝えることも出来ずにしまい込んで、見ないふりしてきた気持ち。


お前に伝えたいんだ。


ちゃんとフラレたら、俺も次に進めるかもしれない。


フラレたって、きっと俺はお前をずっと好きで。

だけど、この胸の痛みと苦しみからは解放されるかもしれない。


お前とお前の大切な人を、優しい気持ちで見られるようになるかもしれないよな。




カズ


お前に好きだって言ってもいいか?



そろそろ時間だなって、お前の背中を支えてゆっくりと起こす大野さんを見ながら、今日の仕事が終わったらカズに声をかけようって決めた。