Liar 6 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




「なんか飲む?」



黙ってるのが辛くて、みんなに声をかける。


「あ、じゃあラテ」

「俺はミルクティー」


「かず、なんか飲むか?」

「コーヒー飲みたい」

「カフェオレにしとけ」

「えー、やだ」

「だめだ。胃にも負担がかかると吐くぞ」

「はーい」

「よし。潤、俺はココア、かずはカフェオレ頼む」


「わかった」




楽屋を出て、すぐそこの自販機に歩く。



嫉妬で胸が焦げそうだ。



いつも触れ合う距離にいて、お互いばかり見てる2人だけど、こうゆうのが1番こたえる。


キツイ状況のかずが、甘えるのもワガママ言うのも大野さんにだけだ。


他のメンバーには大丈夫って言うんだ。

大丈夫なんかじゃないのに。


あのハワイでのライブの時だって、あいつは大野さんの言葉には素直に従ったじゃないか。


俺の心配もわかってただろう。

だけど、弱いところは見せない。

辛いとも、痛いとも、苦しいとも言わない。


いつも同じ温度で、いつもの笑顔でそこにいる。



そんなお前が、唯一甘えて、素直に従うのはいつも大野さんで。

それは、俺とお前が近くに居たあの頃でさえそうで。



俺は


俺は、本当は。


ずっとその位置に憧れてたんだ。


お前に頼られて、お前を守って。

いつだって、1番近いところでお前を見ていたかった。触れていたかった。


諦めたはずなのに、チリチリ痛む胸。

相葉さんの言葉がぐるぐると頭を回る。



どう見たって、俺が付け入る隙はない。
そう見える。


だけど、もう誤魔化すのも限界なのかな。

最近、気づくとカズを目で追ってるんだ。



買った飲み物を両手で抱えるようにして楽屋に戻る。



ドアを開けたら、カズに覆いかぶさる大野さんが見えた。