Liar 4 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




相葉さんの目が本気でタチが悪い。


「ねえねえ、潤ちゃん。誰が好きなの?」



ブホッ!!


口に入ってた焼酎が飛び出した。



「あ〜あ、もう。勿体ないなあ。汚いよ、潤ちゃん。くふふ」

「笑ってんなよ!お前のせいだろ」

「なにがあ?」

「酔ってんのか」

「酔ってませーん」

「言わないよ?」

「だよねー」

「分かってるなら聞くなよ」

「んー。でも、ポロっと言うかなあとか?」

「言わねえよ」

「やっぱり?」



「まあいいや、飲も飲もー」って言った相葉さんと、その後は色んな話をしながら飲んだ。



帰り際、ボソッと耳元で言われたことは、聞かなかった事にした。


『かずくん、素直じゃないから大変だよ?』



相葉さんは、やっぱりミラクルだと思った。






2日後、また5人の仕事があった。

最近は、みんな忙しくてなかなか全員揃う仕事は少なくなってるけど、CMとかの撮影があると1日一緒に過ごすことになる。


今回は、もう長くやってるゲームのCMで。


全員で息を合わせることが重要なポイントになるような内容で。


とにかくスタッフさんのリハーサルを見て、細かく確認しながら作っていく。


途中、大きなボールを持ったカズが、後ろにステップする所で、床に落ちてた紙で滑って転びそうになった。


「あっ!」


相葉さんの声がして、みんなの見守る中スローモーションみたいに後ろに倒れていくカズ。


咄嗟に手を出して支えようとした時、俺よりはるかに速く動いた人がいた。


その人は素早くカズの後ろに入って、全身でカズを受けとめて支えている。


それでも少しだけ腰に負担があったようで、一瞬だけ顔をしかめたカズを、さっとお姫様抱っこすると



「ごめん、ちょっと休憩入れさせてください」



滅多にしないリーダーらしい顔で静かに言ったから、リーダーのあまりに素早い動きに呆気に取られていたスタッフも、バタバタと動き出して、床を確認する時間も兼ねて20分の休憩になった。