Liar 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



相葉さんと翔さんも長く付き合ってるよな。



その昔、「翔くんのこと大好き」なんて言ってついてまわってたけど、兄ちゃん欲しかったからね。

なんかさ、みんなと違うオーラをバンバン出してた翔くんに一気に憧れちゃって、今思えば知恵熱みたいな感じだったのかな...なんて思ったりする。


その翔さんと、天然で優しい相葉さんが付き合い始めたって聞いた時も、びっくりしたよなあ。



その頃には、俺はいわゆる反抗期って言われる時期に突入してて。


だけど、同性を好きになる気持ちも、それをメンバーに隠さずに言う勇気も、やっぱりすげえって思って、珍しく素直に『おめでとう』って言えたんだ。



たぶん、俺はカズを好きになってて、自分の気持ちを守りたいって感情もあったのかななんて、今なら思う。




目の前でパクパク飯を食うほっそい相葉さん。


昔から細かったけど、ライブでアクロバットをやるにあたって、真剣にダイエットしてたもんな。


不思議なんだけど、ダイエットを続けるうちにどんどんスイーツ好きになったのは、あれはどんな作用があったんだろうな。


最近じゃあ、みんなでスイーツ食べるようになっちゃって、差し入れもスイーツが多くなってる。



面白いよなあって考えてたら



「ねー、潤ちゃん。聞いていい?」


サラダの後のお肉に突入してる相葉さんから、声をかけられた。



「なに?なんか聞きたい事あるの?」

「あるある。いっぱいある」

「良いけど、いっぱいはやだな。質問ばっかになりそうじゃん」

「くふふ。そうだねー。じゃあいくつかね、いい?」

「お手柔らかにお願いしますよ?」



ふふって笑って答えたら、真面目な顔になった相葉さん。


あー、失敗したかも。



真面目モードか。


聞きにくいことも、ズバッと言ってくるからなあ。真面目モードの相葉さんは。




「潤ちゃん、好きな人いる?」



俺の『しまった』って、顔を見てるはずなのに、それを完全にスルーで話しかけてくる相葉さんは男前だ。


綺麗な顔してて、その辺の女の子より華奢に見えても。相葉さんはオトコだ。


翔さんの前では優しいその顔も、真剣な時には誰よりも男らしくて、きちんとしてる。



だからって、そこまでストレートじゃなくても良いと思うんだけど、その辺の加減が出来ない所も、相葉さんらしいなあとか、思ってしまう。


これは、ごまかせない。

いや、言いたくないことを言わないためにも、言えることは言った方がいいなって、判断した。



「いるよ。なんで?」

「時々、すごい色っぽいから」

「はあ?」

「くふふ」


楽しそうに笑う相葉さん。


あー、失敗したって、やっぱり思った。