あなたが好き 7 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



「..........ちゃん」


「おーちゃん、おーちゃん!」

「うわっ!なんだよ」

「なんだよじゃないよ。心当たりないの?」

「............」

「ねえ、かずくんの行き先、分かんないの?」

「.............」

「黙ってるってことは、分かんないんだね」

「............」




ヤバイ

雅紀が怒ってる。


智くんは雅紀が話しかける度に機嫌が悪くなっていってる。



チラッと潤を確認すると、小さく首を振った。

潤の芸能界の人脈にも、引っかかって来ないのか。



ニノは友達少ないとか、家から出ないとか言ってるけど、本当はそうじゃない。


ニノを誘う人は沢山いるし、番組のゲストさんはかなりの確率でニノの知り合いだったり、共演経験のある人だったりする。



ただ、他メンバーとも共演してたりすると自分のことは話さないし、1歩後ろに下がる様なところがある。



常にグループが、メンバーが、ゲストさんが優先で、自分のことは一番最後にまわしてる。


そんな所を1度でも見てしまったら、みんなニノの魅力の虜になる。


誘いは多いけど、なかなか出て行かないだけ。


だから潤は自分の親しい人に声をかけて、ニノを探してくれてた。



俺も、自分の人脈を総動員して探したけど引っかかってこない。




あとは、社内の人間だけだ。



ジャニーズの仲間。

可愛がってもらってる先輩のとこか?

最近、仲の良い後輩?




まさかとは思うけど

ほぼほぼ同期のアイツらのところか?



いやいやいやいや、それは無いだろ?

つーか、無いと思いたい。



アイツらが絡んでろくなことになった事がない。


ニノだって分かってるはずだ。



だけどなあ。


雅紀のあの口ぶりが気になる。



ニノの居場所掴んだんだろ?


人見知りのお前がニノのことを聞けるような相手ってことだよな。


うわあ、もう嫌な予感しかしない。



智くんの口は尖りまくってるし、雅紀、それ以上智くんを追いつめるのは止めてくれ。


あとが、怖えよ。



仕方ない。


ここからは別行動する方が正解みたいだ。


とりあえず、雅紀をニノの所に向わせよう。





「雅紀.....先に行ってて。後から追いかけるから。場所はメールしてくれ」



突然の提案に、ポカーンとしてる2人と1人。

ハッと正気に戻った雅紀は、ぱあっと笑って



「しょーちゃん!ありがと!愛してるよ!」


そう言うが早いか、走って行った。




さてと、智くん。


ちゃんとついてきてくださいよ。