あなたが好き 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




俺を睨みつける6個の目。


こんな時は話したくないんだけどな。


自分の気持ちも持て余してて、アイツの気持ちだって分かんなくて、マジでイライラしてんだ。


余計なこと言ったりすんのは目に見えてる。



瞬間湯沸かし器みたいに怒りっぽかった翔くんだけど、オレの導火線はかずが握ってて。

アイツが少しでも放したら、すぐに火がつく。


独占欲はどうかしてるレベルだってしっかり自覚あるけど、どうしようもない。


アイツのどんな顔も人には見せたくないし
アイツのどこにも触れさせたくない。



アイツの気持ちが少しでも他の奴に向かうことすら嫌だと思う。



汗の1粒
吐息ひとつ


アイツの全部がオレのモンだ。



アイツだってそうゆう俺のこと分かってるみたいに隣りに来て、そのままそこに居るようになった。




なのに、俺以外のヤツと飲みに行ったとか。

そんだけで充分ムカつくのに、barとかカラオケ一緒に歌ったとか。


何なんだよ!


それをあんなに嬉しそうに話されて、お前も満更でもないみたいな顔しやがって。


ムカついてイライラすんのは当たり前だろ?




おいらがイラついてるの分かってて、なんであんな態度なんだよ。



いつもなら俺の隣で優しく俺を見てくれるのに。


「ごめんね」って、あのちっさいハンバーグみたいな手で俺の服の裾を握って、コソッと言うのに。



今日のかずは違った。


俺の隣に来ない。

目が合ってない。いや、俺のこと見てるのに、俺の向こうを見てるみたいだった。


だけどそれは途中からで、それまではいつものお前だったよな。


何が悪かった?

俺何した?


いつもなら、お前は怒りながらも俺の隣にちゃんといて、可愛いヤキモチも俺へのダメ出しも、全部ちゃんと俺に向けてくれるのに。



今日のお前は俺の事、拒絶してた。


近寄るな
触るな


なんでだよ。



お前が言ってくんなきゃわかんねえ。


それもわかってるだろ?



なのに今俺の隣にいないって事が、お前がどんだけキツイのか示してくれてんのに。



ヒントくれよ?


俺にもわかるように。



あれは、違うよな?


俺がVTRの返事で「好きだ」って言ったのは、あれは、流れで言っただけだし。


いつも気にしないじゃんか。


「あなた、本当にやりすぎですよ」とか言いながら俺のケツをキックしたり、つねったりしてあははって笑って終わるじゃん。



違うよな?



なんか、不安になってきた。