わんこのアルバイト日記 60 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



「ニノちゃん、荷物は?」

「あ。さとしが持ってくれてる」

「そっか。カイロとか持ってる?」

「え?いる?」

「大丈夫!カイロもハーフサイズの毛布もしょーちゃんがトランクに積んでたから」




ニコニコの相葉さんに手を引かれながら歩いて、そんなこと言われて焦る。


俺たち何にも用意してこなかったけど、申し訳なかったな。俺って気が利かないなって、ちょっと落ち込んで。



「なんか、全部お任せにしちゃってごめんなさい」



謝ったら、さとしがぎゅっと俺の手を握りながら言った。


「相葉ちゃんはね、そうゆうの気にしないから大丈夫。翔くんしっかりしてるから、色々準備したのはたぶん翔くんだよ」



えー!やっぱ分かるかあ。なんて言いながら、ニコニコ歩く相葉さんは、本当にご機嫌で。


さとしも楽しそうに笑ってるから、そっか良いのかって思った。



マンションのエントランスに停まってたのは、綺麗なイエローグリーンのコンパクトカー。


街乗りにはちょうど良くて、相葉さんの雰囲気にぴったりの明るい色だった。



「こんにちは.....いや、こんばんはかな?あ、荷物トランクに入れられるもの預かります」


櫻井さんがトランクを開けながら、こっちに挨拶をしてくれる。


お休みの日の櫻井さんに会うといつも思うけど、この人って本当に優等生なんだなあってこと。


着ている服が物語るっていうか、長く着れるきちんとしたお店のスタンダードな物をよく着てて、それが櫻井さんの雰囲気によく似合ってるんだよね。


隣にいる相葉さんが、かなり個性的なおしゃれをしてるから、なんか並んでると面白い。


ただね、2人ともスタイル良くてイケメンだから、モデルみたいに見えるんだよね。


特に相葉さんは、顔ちっさくて手足が長い理想的なスタイルなんだもん。本当にうらやましいよ。


俺なんて背は低いし、腕が短いから大体の服は袖が長いし、色も白いから女の子に間違えられるし。



不思議なんだけど、同じような身長で同じような体格のさとしは、女の子に間違えられたりしないの。

さとしは、手足がスラッとしてるし、細マッチョだから腹筋とか割れてるし、全体的に男らしいんだけどさ。


なんかね、俺ってどうなのよとか.....思う時もあるんだよね。



「和、どうした?」

「へ?」

「や、話しかけたのに返事しないから、どうかしたのかと思ったんだけど......」

「ん。ごめん、ちょっとボーッとしてた」

「大丈夫か?」

「うん。おせち作ってバタバタしてたからかな?」

「えーーー!!ニノちゃんおせち作ったの?」

「うん」

「すげー!!マジですげー!!」



すごいすごいと騒ぎ始めた相葉さんを、スッとエスコートして翔さんが車の助手席に乗せた。



鮮やかだなあって見てたら、パチンとウインクされて


「さ、行こっか。乗って乗って」


って、爽やか王子なスマイルで言われた。