大宮夫婦の年越し 21 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




さとしの腕の中で、さとしへの愛を再確認してる。



俺が訳もなく不安になって揺れても、あなたは揺れない。



だから何度だってさとしに恋をするんだ。



笑われるかもしれないけど、そらとひまわりが大きくなって、また二人に戻る日が今から楽しみでもあるんだよ。


怒られちゃうかな。



それくらいさとしのこと好きなんだよ。




「かずなり....」

「ん....なあに?」

「好きだよ」

「なっなっ....なに言って....」

「お前が好きだ。ずっとお前だけだからな」

「.....知ってる」

「ふふっ、素直じゃねえな」

「....俺も好きだよ......」

「珍しい。素直だな」

「たまにはね」

「そういうところも好きだよ」 



バカみたいに、甘い言葉をおれにくれる。


恥ずかしくて背中を向けたのに、後ろからギュッと抱きしめられて、愛してるって耳の横で囁くなんて反則だよ。



もう、どうして良いのかわかんなくて、ガバッと起き上がって、服を掴んでキッチンに逃げこんだ。




キッチンでもぞもぞと服を着てると、まだラグで転がってるさとしがゲラゲラ笑ってるのが聞こえる。


あの人、笑い上戸なんだよなー。


ツボにはまるとずっと笑ってるの。



すっごい楽しそうなんだけど、今は間違いなく俺が笑われてるわけで、なんか悔しい。


誰のせいでこんなことになってんのさ。



「もう、ばか」



ちっちゃい声で言ったのに、そんなときは地獄耳で聞こえてるの?


音もなく俺の後ろに立ってて


「なにが、ばか?」


って、無駄に色っぽい声で言うなよ。



「なんのことですか?」



とぼけて見せたら、また身体折り曲げて笑ってる。



もう!本当に悔しい!





身体が少しベタベタするから、お風呂をざっと洗おうと思ってバスルームに行ったら、綺麗に洗ってあった。



さとしが洗ってくれたんだと思うと、それだけで嬉しくてにやけちゃう。


お湯張りのボタンを押してリビングに戻ったら、さとしはパンツ一丁でビールを飲もうとしてた。



「あっ、待って。ね、お風呂入ろ?ビールはその後にしよう?」



お酒飲んでお風呂入るのは危ないから、さとしに慌てて声を掛けたら


「じゃ、一緒に入ろうな」


って、嬉しそうに笑った。