stand by me 5 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!





あれからもう10年以上経って、今も俺の隣にはカズがいる。


喧嘩もしたし、別れそうになったことも1度じゃない。



お互いに忙しくなって、嵐としても忙しくて、それでもやっぱり俺にはカズしかいなくてカズにも俺しかいない。



喧嘩する度に、どうゆう訳か智くんと相葉くんが間を取り持ってくれる。


カズには智くんが。

俺には相葉くんが寄り添って、気持ちが落ち着くのを待ってくれているように。



智くんは、カズが淋しがりなのをよく知ってるから、そんな時は甘やかしてスキンシップも激しくなる。


相葉くんは、独特の穏やかな空気で、俺を冷静にさせてくれる。



大抵は、カズの人懐こい魅力にやられた人達を見て、俺が嫉妬するのが原因だから、冷静になってごめんって謝れば、カズはすぐに許してくれる。




喧嘩のあとは、とびきり甘いキスと甘い時間を過ごして、カズに尽くす。


普段はカズが俺の世話をしてくれてるから、そんなときくらいは頑張らないと、誰かに盗られるぞって智くんに脅かされて以来のルールだ。



年齢を感じさせない童顔で、いつまでも変わらないカズ。


俺たちにだけ見せる安心しきった顔も、俺しか知らない妖艶な顔も、テレビの中のキメキメの顔も、どんな表情も、どんな仕草も可愛くて仕方ないと思う俺は、昔も今もカズには甘いんだろうな。


昔みたいに、すぐにキレるなんてことはないけど、それはカズのおかげかもしれない。



いつも、フラットなモノの見方をするカズ。


普通ならムカッとするようなことも、受け入れて受け流したり、参考にしたりしてる。



隣でそんなシーンを何度も見るうちに、俺もそうすることが出来るようになってきた。


潤も同じように影響されてる。



俺にとって、かけがえのない大切な人。



ずっと側に居てくれた、誰よりも大切な人。




誕生日の今日。


隣にはお前が寝てる。



一緒にいるのに、一番におめでとうのメールを送るんだって、時計とにらめっこしてたカズ。


その後、また新しいしょーちゃんだねって、笑うカズ。



俺の腕の中で、淫らに燃えるカズ。



どんなプレゼントより、どんな言葉より、カズの存在が一番の贈り物だ。



今年も、隣で笑っててくれてありがとうな。



これからもずっと、俺の隣で。



眠るカズの指に、銀色の指輪を滑らせた。



なあ、起きてこれに気づいたら、どんな顔するんだろうな。



楽しみだよ、カズ。





おしまい