stand by me 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



高3になって、俺はそろそろ辞め時だと思ってて、智くんも社長にもう辞めるって言ったって話してた。



カズも智くんから辞めるって話を聞いてて「俺も裏方の方に興味出てきちゃった」って、社長に今年いっぱいで辞めるって言ったなんてこと話してて、ここを辞めたらカズに告白してみようなんて思ってた。


それなのに、その夏俺たちがデビューする話が持ち上がって、カズを家に呼んで泊まり込みで対策を練って、翌日社長に断りに行ったりした。



残念ながら社長は居なくて、嵐って書いた紙を見つけて、抱き合ってため息ついたのも、昨日のことみたいに覚えてる。




なんだかんだで、俺たちは嵐としてデビューして、辞めるって言ってた智くんと、俺の後をついてまわってた潤と、カズの親友の相葉くんと5人でずっと歩いてきた。



俺はずっとカズが好きで、だけど智くんとカズの関係も気になって、告白できないまま何年か過ぎて。



ある日、カズと智くんの会話を聞いてしまったんだ。



その日、俺は早めに楽屋について、みんなが来るのを待ってる間にソファーで寝てしまって。ボソボソと誰かが話す声に意識が覚醒し始めた時、聞こえた言葉で、一気に目が覚めたんだ。




「なあ、かずなり」

「なんですか」

「お前、いつになったら好きって言うんだ?」

「言いませんよ」

「なんでだ?」

「しょーちゃんは、俺のこと可愛い弟くらいにしか思ってないもん」

「いや、お前には甘いぞ」

「そんなことないですよ」

「あるよ」

「はいはい」

「言えないなら、おいらにしとくか?」

「しません」

「大事にしてやるぞ」

「けっこうです」



ふふふって、笑いあう大宮の声。


どこまでが、本気の話なんだ?

智くんは、カズが好きなのか?


マジか。


もしも、智くんがカズを好きなら、しかもあんな風に、大事にしてやるなんて言われてるのに、付き合ってないってことは。


そうゆうことなのか?


俺にチャンスがあるってことなのか?



聞きながら、汗が吹き出すような。



今すぐ言いたい。

お前が好きだって言って、抱きしめたい。



だけど突然起き上がるなんて出来なくて、結局寝たふりをしたままで、そろそろ起きてって潤に起こされるまでソファーで動けずにいた。