大宮夫婦に赤ちゃんができました 8 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!





仕事が終わって、病院に駆け付ける。



仕事の合間に、相葉ちゃんが送ってくれたメールを確認してた。

そしたら、もしかしたら自然分娩は難しいかもって、先生が言ってたってのがあって、もうそのあとずっと落ちつかなかくて大変だった。






病院について、急いで病室に向かう。

病人ではないけれど、かずの立場も考えて、俺たちがいつも使わせてもらう部屋にいるって、連絡は来てた。



「かずっ」


かずはベッドに横になってた。


「さとし、お仕事お疲れさま」

「かず、大丈夫か?」

「うん。大丈夫」


「智くーん、俺たちもいるよー」

翔くんの声に振り返ると、応接セットに3人がいた。


「あ、ごめん。相葉ちゃん、朝からついててくれてありがとう。翔くんも、松潤もありがとう。あとメールも」

「うん、おーちゃん。間に合って良かったね」

「そうだな。カズも待ってたからな」

「うん。良かったな」


「間に合ってって?」


会話が少し分かんなくて、質問すれば、ベッドの上からかずが答えてくれる。


よく見れば、額には汗がにじんで、唇は、噛み締めて切れてるところがある。

息も少し荒くて、苦しそうだ。


「さとし......そろそろ分娩室に行くから.....はぁ、待っててね」


「え?ついてちゃダメか?」

「ダメ」

「かず」


かずの右手をとった。

爪が白くなるくらい握りしめてる。

そんなに痛いのか....やっぱりかずのそばに居たい。口を開きかけたとき、かずの左手がおいらの右手の甲をつねった。

ぎゅうううううっとつねられて、あまりの痛さに声が出なかった。


かずを見ると、また唇を噛みしめてた。


思わず手を伸ばして、唇を解放してやる。


「うっ.....つぅ...... はぁ、ふぅ」

「かずっ」

「待っ...てて...お願... いっ」


辛そうなかずを、見てるだけなんて。

でも、かずが待っててねって言うなら待つよ。それで良いか?



「二宮さん、移動しますね」


看護師さんが車イスを持ってきてくれて、かずはそこに乗って移動していく。

おいらも後ろからついていって、分娩室の前の待ち合いソファーに座った。


かずは、手を振って中に入って行った。