love monster 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!






「痛っ」


チカッとした痛みに、思わず声がでた。

指先に小さな傷口。

ぷくっと血が出てる。


役作りで必要な包丁づかいの練習を、家のキッチンで復習してたら、少し指を切ってしまった。



「かず、どうした?」


俺の声を、決して聞き逃さないこの人は、俺と、俺の持ってる包丁と指先を見比べて、何も言わずに指先をくちに含んだ。


口の中で、ちゅうっと吸われて身体がきゅっと反応しそう。


指を吸ったまま、俺を見たさとしがニヤっと笑って、傷口を舌で擽ってくる。


やめてよ。そんなことされたら、あんたが欲しくなるでしょう?



ムッとして睨んでやったら、口を離した。



「かず」

「何よ」

「なあ」

「だから、何?」

「可愛い」

「......... 」

「かず」

「.......... 」


「抱いていい?」

「ばっ、バカじゃないの」

「なんでだよ」

「こんな、昼間から... 」

「昼でも夜でも、朝だって、おいら、お前のこと抱きたいよ。お前もだろ?」


「それは...俺もだけど」

「じゃあ、いい?」

「夜から、撮影だよ?」

「わかってる。優しくするから」


本当に、ばかなんだから。

あんたに欲しいって言われて、俺が断れる訳ないのに。


それもわかってて、本当にダメな日は絶対に、誘ってきたりしない人。


「好きだよ、かず」


「俺も、好きだよ」


抱き寄せられて、目を閉じた。



お互いの映画の撮影で、忙しくなって、なかなか二人でゆっくりはできないけど。


こんな風に、少しの時間でも、俺を欲しがってくれるあなたに安心する。



ねぇ、ずっと、もっと俺を欲しがって?



そしたら、会えない時間もきっとあなたを感じられるから。