大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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涼介が帰って、飲んでたグラスなんかを片付けて。
洗い物をしながら、考える。
おーのさんの話って、俺を好きだって、あの話なんだよね?
あんな楽屋で言われたから、ちょっとパニクって俺、どんな反応したんだろ?覚えてないから困る。
でも、連絡くれって言われて、しないって答えたのは覚えてる。
どうしよう?
今すぐ連絡した方が良いのかな?
だけど、さっきの涼介のキスの切なさが残ってて、あの頃の自分を思い出してなんか、色々複雑で。
戸惑ってた。
気持ちを言った途端に、またお前なに言ってんのって言われそうで。
おーのさんの気持ちがすぐに変わったらどうしたらいいのか、そんなことばっかり考えて、洗い物が終わっても、スマホをじっと見たままで動けなかった。
玄関の呼び鈴が鳴った。
なんだろ?涼介が忘れ物でもした?
電気がついたインターホンの画面には、おーのさんが写ってた。
俺は、ビックリして、だけどあの人を外に出したままになんて出来なくて、慌てて玄関を開けた。
取りあえず、ソファーに座ってもらう。
俺もその隣に座った。
「なんですか?」
「ごめん」
「どうやって、マンションの中に入ったの?」
「マネジャーに開けてもらった。お前には連絡してあるからって言って」
「そうゆうの、ダメな嘘でしょ?」
「うん。悪かった」
おーのさんが、うちに居る。
それが不思議でしかたない。
なぜか、少し落ち着きの無いおーのさんが、気になる。
マネジャー騙してマンションに入るとか、何考えてんだろ?
飲み物どうするか聞こうと腰を浮かせた瞬間、ぐいっと手を引かれた。
「かず、好きだ」
返事をする前に、キスされていた。