逢いたくて 18 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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なんて不条理なんだろう。

なんて不自由なんだろう。


こいつとなら、俺は幸せになれる。

きっとずっと、大切にしてくれる。


愛の言葉も、優しい眼差しも、惜しみ無く与えてくれる。

その胸に優しく抱かれて、甘い夢を見られるだろう。



わかってるのに

わかってても


それでも



自分勝手でわがままで

優しくて、格好よくて、憧れ続けたあの人が好きでしかたないって、俺の心が叫ぶ。


きっとまた泣くのに。

傷つくことも沢山あると思うのに。



俺の心なのに、俺がコントロール出来ないなんて。


ごめん、涼介。

俺、お前のものにはなってやれない。



「涼介」

「はい、和さん」

ニコッと笑うこいつが可愛い。


「ごめん......俺...」

「はい」

「やっぱり、ダメだった。お前は優しくて、楽しくて、お前といたら幸せになれるって思うのに、好きなのに...ダメなんだよ」


「和さん」

「ごめん。本当にごめん。俺、酷いよな」

「良いんです。和さんが笑っててくれれば、俺はそれで良いんです」


そう言った涼介の顔は、穏やかな良い顔だった。


「ありがとな」 

「大野くんですよね?」

「うん」

「わかりました。今日はこれで帰ります」

「おお。本当、色々、ありがとな」



少しだけ寂しそうな顔をした涼介に、心が痛んだ。