大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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さとちゃん
さとちゃん
さとちゃん
今、聞こえたのは、本当のこと?
僕、耳がどうかしちゃった?
嬉しくて、嬉しすぎて。
現実の事と思えない。
悲しかった気持ちも、戸惑ってた気持ちも、ほんの少し申し訳ないと思っていた、さとちゃんとさとちゃんの家族への想いも。
全部、包み込んで僕を愛してくれるその気持ちに、涙はとうに止まっていたけれど。
本当に?
さとちゃん、僕、また泣いちゃうよ。
もう、涙で視界が滲んで、さとちゃんがゆらゆら揺れてる。
「かず、泣くなよ。なあ、返事聞かせて?かず、結婚して下さい」
優しいさとちゃんの声。僕の大好きな声。
溢れた涙を拭ってくれる綺麗な指。
「さとちゃん...大好き。愛してる。僕......結婚する、さとちゃんと結婚する」
言ったと同時に抱きしめられた。
さとちゃんの、赤ちゃんみたいな匂いが僕の鼻をくすぐる。
「ありがとう、かず。一生、大事にするからな」
真剣な表情のさとちゃんに、胸が高鳴る。
こうやって、何度でも僕はさとちゃんに恋をして、何度でも愛を告げて、何度でも愛し合えるんだ。
さとちゃん、ありがとう。
愛してるよ。
僕は心底安心して、幸せだと思った。
だからさとちゃん、僕のお願い聞いてくれる?
「ねぇ、さとちゃん。いっぱいえっちしよう。僕ね、本当にさとちゃんとえっちするの好きなの。ね?良いでしょ?」
さとちゃんは、真っ赤な顔をして、困ったように、でも嬉しそうに笑ってくれた。
おしまい