大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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「かず、お前、山田のこと好きなのか?」
何で、そんなこと聞くんだよ。
何でそんな目してんだよ。
さっきから思考は堂々巡り。
俺は、あなたに振られてんのに、どうしてこんなに心が騒ぐんだろう。
「何で、そんなこと聞くの?」
「お前、今日の夜空いてるか?」
質問には答えずに、次の質問とか、どんだけ勝手なんだよ。
なのに、俺には我が儘なところも見せてくれるなんて嬉しいって思う自分もいて、ぐらぐらの自分に嫌気がする。
「かず、聞いてるか?」
「ああ、スミマセン。今日は予定あります」
「そうか。それって、遅くなるのか?」
「へ?」
「なんだよ?」
「あの、何がしたいのか全然わかんないんですけど」
「大事な話があんだ。だから、お前んち行っていいか?」
「そうゆうことですか。なら、明日以降にしてください」
「何で?」
「人が来るから」
「誰?」
「言う必要あります?」
「ある」
「もー、本当に無茶苦茶だよ。わかったよ、涼介だよ」
「飯食ったら帰るんだろ?」
「いや、いつも結構遅くまで話してますし、泊まっていくのもあるかな」
「じゃあ、明日でいい、時間くれよ」
「分かりました。終わりの時間見えたらメールします」
「おう」
何が言いたいのか、したいのかさっぱりわからないけど。
ずっと好きだったこの人の言葉に何でだか、妙に胸がざわついた。