逢いたくて 8 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl 小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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「山ちゃん... 」

「はい」

「お前、本気なの?」


そう聞いた俺の手を、ぎゅっと握ったこいつの、見た目とは違う男らしい手。


俺を好きだって、この前告白された。

何の冗談なのかと思って、見返したその目は、俺には嫌ってほど覚えのある熱が籠ってて、思わず俯いた。


その俺に向かって

「好きなんです。俺のニノさんになってくれませんか?」

そう言ったから

「少し、時間がほしい」

って答えた。



その後、こいつはふざけて和也さんって呼んだりしてきたけど、あのときのマジの空気は一度も見せなかった。


なのに、今日、この逃げ場のない小さな空間で、こいつは本気を出してきた。


どうしよう。


とうしたら......





「お待たせしました」


マネージャーが戻ってきて、話は一旦終わった。


だけど、繋がれた手はそのままで、こいつの熱が絶え間なく俺に流れ込んでくる。


マネージャーは気づいてない。

気づいても、しょっちゅうおーのさんと手を繋いでるから、特に不審に思われたりしないとは思うけど。



おーのさんに振られたあの日から

恋しさはそのままに、求める熱を置き去りにした俺。


何も無かったように過ごしていた俺の、ギリギリの状態を知った相葉さん。

相葉さんが翔さんに相談して


翔さんは兄のように

相葉さんは親友として

潤くんは甘い弟のように


俺を支えてくれた。


色んな人に告白されてきたけど、嬉しかったけど、気持ちは揺れなかった。


だけど、だけど、だけど。


こいつの目が眼差しが、あの頃の俺と重なって。


揺れてる俺を、認めるしかなかった。