逢いたくて 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

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色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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ピコン

かずのスマホから、音が鳴った。

おいらが握ってる右手はそのままで、器用に左手でスマホをいじる。


ふふっ。



小さな、甘い声で笑ったかずを見た。

近頃、楽屋では見せないような柔らかい表情に、一瞬でカッとなる。


誰からの連絡だよ。

お前にそんな甘い声を出させて、柔らかい顔させてんのは誰だよ?


イラつく資格なんかないのに、おいらはかずのそんな声は、ずっと聞いてないからイライラする。


かずは、スマホを持ち直して返事を打とうとした。


「おーのさん、手放してください」

「やだ」

「おーのさん、少しだけだから。ね?」


かずに、顔を覗きこむように見られて、ニコッと微笑まれる。


その顔も、いつもより甘く感じるのは、おいらの勝手な嫉妬心のせいなのか?


おいらの手から離れたかずのまるっこい手が、ささっと動いて文章をつむいでいる。


ぽちぽち打って

ふふって笑って

また、ぽちぽち打って


そしたら、今度はスマホの着信音が鳴った。


かずは、ふわっと笑って、電話に出た。


「もしもし、どうした?」


「え?だから楽屋だって」


「いつものとこだよ」


「うん。終わったらな」


「え?あの店で?あー、じゃあうちにするか?」


「良いよ。うん。あ、本当?」


「分かった。後でな」


通話を切ったかずは、少しだけスマホの画面を見つめて、それから、画面を閉じた。



「何ー?にのちゃん、誰かと家飲み?」


相葉ちゃんが、おいらの聞きたかったことを聞いてくれる。


「あ、うん。そうです」

「へー、珍しいね。誰?」

「山ちゃん」

「JUMPくんの?」

「そう」

「こないだも、家飲みしてたよね?」

「そうだったね」



それ以上は聞いてられないと思った。


立ち上がって、楽屋を出た。