大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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ピンポーン
ドアスコープを覗くと、潤くんがいた。
「いらっしゃい」
出迎えた僕を見て、潤くんは一瞬固まった気がする。
僕、なんか、変?
さとちゃんは、まーくんを迎えに行ったよって伝えて。
部屋にあがってもらって、お茶を出して、さとちゃんの話とか、まーくんの話とか、何時ものように色んなことを話す。
そのうち、まーくんを連れてさとちゃんが帰ってきたと思ったら、准一くんも、翔さんもいてちょっと驚いた。
何故か今日は、皆、僕を見て赤くなる。
何でだろ?僕もしかして、緩みきった顔してるのかな?
さとちゃんが、昨日うちに来てくれて、色んなことを話してくれて、お母さんが、久しぶりに僕を真っ直ぐ見てくれた。
それから、お父さんもずっと少し怖い顔をしてたのが、なんだか昔みたいに、優ちゃんがいた頃みたいに、柔らかい顔を見せてくれた。
僕は、そのことが本当に嬉しくて、さとちゃんは、やっぱり僕を助けてくれたんだって思った。
小さい頃から、僕はさとちゃんに守られてきて、何故かそれを僕もさとちゃんも、当たり前だと思っていた。
さとちゃんが、何にも変わってないって、その時、本当に分かったんだ。
だけど... 僕、守ってもらって良いのかな?
怖くて、ちっぽけなプライドが大事で、さとちゃんに寂しい思いをさせた僕は、守ってもらって良いの?
その時、さとちゃんが、まーくん達にありがとうって言うのが聞こえた。