遠くまで~brand new day 2 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

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さとちゃんの家には、グラスが2個しか無くて、二人でコンビニに紙コップを買いに行った。

ついでに、牛乳や、パンも買っていく。


「後で、スーパーに行こうな」

なんて、優しく笑って言われて、何にも言えずにこくんと頷いた。


コンビニから帰った途端、まーくんから電話がかかってくる。


「もしもしまーくん?どうしたの?」

「かずくん、駅についたけどどっちに行って良いかわかんなくって、どうしよう?」

「まーくん、今、駅にいるの?」


さとちゃんが、目でどうしたって聞いてるから、まーくん、道分かんないみたいって伝える。

そしたらさとちゃんが、ちょっと代われって、僕のスマホを持った。


「雅紀?うん、俺。ああ、んで、今どこ?え?あー、そこ反対の方向だわ。ん?そのまま待ってて、俺、今から行くわ。良いよ、じゃあな」


僕に、スマホを返しながら言う。


「雅紀、迷子だわ。全然違うとこに居るから、迎えに行ってくるな?かずは、留守番してて、そろそろ皆来るだろ?」

「うん。分かった。行ってらっしゃい。気を付けてね?」

「っおう。......いいな、行ってらっしゃい。気を付けてねって」


何故かまた、真っ赤になったさとちゃんは、僕のおでこにチュッとキスをして、出かけて行った。



さとちゃんが出かけて、静かになったこの部屋で、僕は、チュッてされたおでこに、手をあててみた。

さとちゃんの唇が触れたそこだけが、ずっと熱を持ってるみたいに熱くて、なんか、くすぐったいようなそんな気がする。


さとちゃん、変わって無いよね。
僕を見る、優しい目も、愛情のこもった声も、僕の手を握る細くて綺麗な手も。


僕、さとちゃんにもう一度会えてから、少し変わったと思う。


さとちゃんに触りたいし、触られたい。

ぎゅっとしてほしくて、キスもしてほしくて、もっと、もっと、もっと、側に居たいって思うんだ。


僕、さとちゃんが好きで仕方ないんだなあって、自分のことなのに、クスッて笑った。