大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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さとちゃんのマンションは、1DK。
僕が来て、邪魔じゃないかなって思ったけど、さとちゃんがニコニコしてるから、僕も嬉しくて、ここに居て良いんだって分かった。
今日は、朝から大変だった。
お母さんの記憶の回復の為には、僕は少し離れてた方が良いのは分かってたけど、それで、さとちゃんのところにお世話になることになるなんて。
お父さんは、さとちゃんと話をしてくれていて、僕は、荷物を纏めてさとちゃんと、家を出た。
産まれてから、ずっと住んできた家。
優ちゃんとお父さん、お母さんと過ごしてきた家。
悲しいことがあった日も、嬉しいことがあった日も、いつも僕を守ってくれた僕の家。僕の部屋。
あの小さなベッドで、膝を抱えて泣いた日があった。
嬉しくて眠れない日もあった。
そこから、初めて新しい場所へ来た。
さとちゃんのところへ。
ずっとじゃないけど、僕は、初めて家じゃないところで生活するってことに、ナーバスになってた。
そしたら、さとちゃんが言った。
「かず、皆に声かけてみないか?かずのことも、心配してきてくれてたし、おばさんのこと報告してさ、うちに暫く住むって、知らせとこう」
「みんなって、まーくんとか潤くん?」
「うん。あと、岡田と翔くんも」
「うん。ありがと、さとちゃん」
そしたらさとちゃんは、顔を赤くして目を押さえて、天井を見た。
それから僕に、まーくんと、潤くんと、准一くんに連絡してって言って、自分は翔さんに電話をかけ始めた。
潤くんと、准一くんは、家にいて、すぐに行くねって、言ってくれて。
まーくんは、買い物に行ってたけど、買い物やめてすぐに来てくれるって。
3人に、住所とか駅の名前とか、メールを送った。
翔さんも、すぐに来てくれるって聞いて、なんだか幸せだなあって思ったんだ。