目がさめたら、ベッドの上で
さとしが俺を見つめてた。
「かず、ごめん。やり過ぎた。」
びしょ濡れの子猫みたいにしゅんとしてるさとしを見て、愛しさが込み上げる。
身体を少し動かすのも、怠くて辛い。
それでもさとしの方に身体を向ける。
「あっ...イテッ。」
「かずっ。」
「だいじょぶだから。さとし、謝らないで、俺、すごい気持ちよかった。よ?」
パアッと笑顔になったさとしは、一気に話し出した。
「相葉ちゃんと話して、色々調べたんだよ♪ 潮 吹 いた らエ ロいし、めっちゃ気持ちいいって、書いてあったから。」
嬉しそうに話すさとし。
「そんで、抵抗されないように手錠もかって、いつやるって話してたんだけど、今日のニュース見て、今日しかないって。」
「そっか。」
「俺が かずを 突 く度に、ピュッピュッ て なって、温かくて、エ ロ くてサイコーだった。」
色々、突っ込みたいところはあるけど、怠くてそんな元気はないな。
それにさ、マジで、めちゃめちゃ気持ち良かったから、またされてもいいかなあ、なんて思ってるってことは、取りあえず内緒にしておこう。
それより今は
「さとし...ギュッてして?」
あなたに抱きしめられて
朝まで、眠りたいの。
おしまい