「ねえねえねえねえ!」
「ん?どうした雅紀?」
「?」
「ねえが多い。なんなの?」
「何?」
「ちょっと、こっち来て!
あれ見て!あれ!」
「雅紀、あれって、あの箱のこと?」
「ん?」
「あー、そうゆうこと?」
「なるほどね~。」
「ね?ね?ね?
あの鍵って、あれのだよね?」
「うん。そうだろうな。」
「... かず?」
「あー、あのね、智。楽屋のテーブルの上に、見覚えの無い鍵、ありましたよね?」
「おう。潤の持ってるやつだ。」
「そうです。その鍵が、あのあそこにある宝箱みたいなのの、鍵なんじゃないかなって、話してるんですよ。」
「おお。分かった。」
「大丈夫?」
「ふふ、うん。かずいるから。」
(照れて、真っ赤になるニノの耳)
「相変わらず、智くんには優しいな。」
「本当だよねー。俺が同じ事言ったら
あなたバカなの とか言うんだよ?」
「うるさい、うるさい!」
(まだ、耳の赤いニノ)
「なあ、取り合えず開けてみる?」
「あー、松潤ズルイ!俺も開けたい!」
「俺も!」
「...... 。」
「どうぞ。」
さて
誰が宝箱の鍵を開けられるでしょうね?