3ヶ月の恋 最終日 PM2:28 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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ドームに着いて、楽屋に荷物を置いて、取りあえず一息ついた。


「にのちゃん、ストレッチの前にジュース飲も?自販機着いてきて。」

一息ついたと思ったら、相葉さんに掴まった。引いてくれる様子はないから、大人しく後ろを着いて楽屋を出た。




楽屋を出るなり

「にのちゃん、もうひとつの楽屋行こ。」

お前、ジュース買うんじゃなかったのかよって言ったところで、不毛な争いになるのは目に見えてるんだから、黙ってついていく。


隣の楽屋は、いつも用意されていても使うことはほとんどない。


たまに、個別の取材を受けたり、体調の悪いときに休んだりするくらい。
 

その和室の畳に、机を挟んで座る。


「にのちゃん、どうしたの?リーダーとなんかあった?」


何でこの人は、こんなにも鋭いんだろう。


天真爛漫に見えるこの人は、本当はすごく気を使う人。人見知りでその分、人の気持ちに敏感だから、この人をごまかすのは難しい。


まして、俺たちは子どもの頃から一緒に過ごしてきて、家族以上に近くにいて、この人は、俺の数少ない親友なんだから。


「にのちゃん、なんか言ってよ。」

「なんか言ってよ、は、ないでしょ?」

「だって返事しないから。」

「わかりました。話します。だけど、誰にも言わないでくださいね。」


そう言って、おーのさんとのこと全部話した。後悔してるってことも、今日で終わりにしようとしてるってことも。


「でもにのちゃん、リーダーが終わりにしないって言ったらどうするの?」

「どうするも何も無いよ。汚い手を使った俺にはそんなの受け入れる資格ないもん。だいたい、おーのさんが終わりにしないなんて、言うわけないじゃん。」

「そうかなあ。あると思うんだけどな。」

「無いよ!」
 
自分の罪を教えられるようで、思わず怒鳴った。


「あ、ごめん、にのちゃん。」

「ううん。俺こそごめん。」


相葉さんが優しく俺の頭を撫でるから、涙がこぼれそうになる。


ぐっと堪えて立ち上がる。


「さ、行こ。相葉さん。打ち合わせ始まっちゃう。」

俺の差し出した手を掴んで立ち上がった相葉さんと、手を繋いだまま、みんなの待つ楽屋に戻った。