大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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AM10:00もあがってます。
まだの方は、そちらからお読み下さい。
「おっはよーございまーす!」
「どうしたニノ?元気だな。」
「おはよーにのちゃん。」
「カズ、おはよう。」
開いたスライドドアから車に乗り込む。
翔ちゃん、相葉さん、潤くんが居た。
おーのさんは最後だから、今からおーのさんのマンションに迎えに行く。
今日は、明日からの大阪でのイベントに合わせて、大阪への移動日だ。
全員で移動する。
大阪に着いたら、会場でリハーサルだ。
今年は、関西の後輩と一緒。
どんな感じになるか、リハーサルが楽しみだよね。
今日の感じによっては、内容を少し変える可能性もあるから、集中して行かなくちゃと、密かに気合いを入れ直した。
リハーサルが終わる頃にはもう夜だ。
そしたらおーのさんにアレを渡して
ありがとうって言うんだ。
考えるだけで、涙が滲む。
本当バカだな。
座席に座ってゲームを開けたけど
画面は見れずに俯いてしまって。
ヤバイと焦って、窓の外を見る。
潤くんは台本をチェックしてて、翔さんはオリンピックのキャスターの準備で、色んな資料を読み込んでる。
相葉さんは... ダメだ。見られた。
涙が滲んだ俺を見たに違いない。
怒ったような、泣いてるような顔して俺をじっと見てる。
こんなときの相葉さんは、絶対に引かない。何言っても、本当のこと話すまで絶対に納得しない。アレ、なんなんだろ?
野生の勘ってヤツなのかな。
そんで、優しいあの人は、俺より先に泣いたりするんだよ。
お前が泣いたら、俺泣けないだろって
思うけど、お蔭で泣かずに済んだことも何度もあるから文句は言えない。
「にのちゃん。着いたら、ストレッチ付き合って。」
俺に選択権はない言い方で、俺を誘う相葉さん。
滅多に見せなくなった苦い顔。
そんな相葉さんから、逃げれるわけがないし、逃げるつもりもないから、俺は、大人しく頷いた。