皆様お久しぶりです。今春より、私中村は開業鍼灸師さんを集めて「地力塾」というものを開講した、ということは前のブログでお知らせしました。

 

 現在順調すぎるほど順調にカリキュラムが進んでいます。その中で、「免疫を知れば、疾患の捉え方が変わる」と、免疫学を集中的に学んでいこうという趣旨で講義が展開しています。その中で、塾の中だけではなく、他の人にも知ってもらったらいいなという内容をアップします。不定期ですので、ご理解ください。

 

 ところである先生から「丸々という本、すごく難しい」というお話がありました。免疫学は、初学者向けでさえ難しいのに、選択を誤ると、まったく何が書いてあるのかわからないという事態になって、結局学習が頓挫する、というのがパターンです。

 

 そこでどんな順序で勉強すれば良いのか、それをここで示していこうと思いました。

並んでいる書物は、すべて講談社のブルーバックスです。これらは「ポケットに科学を」というキャッチフレーズでさまざまな領域をわかりやすく(?)解説しています。本も千円ちょいでとても安いです。

 

 とりあえず免疫を知るために私が今までに読んできたものをざっくりアップしましたが、下ほど基礎的、上ほど高度。左ほど読みやすく、右ほど難解、という順序に並べてみました。あくまで私見です。

 

 これらを10冊くらい読めれば次は、

こういうものに進んでいきます。王道は右上の「エッセンシャル免疫学」です。これは絶対に抑えたい1冊です。免疫学イラストレイテッドというのも良いと言われていますが、私はこちらを選択しました。これがきちんと読みこなせたら、ここにある他の書物がある程度は読めるようになります。

 

 時間はかかりますが、とにかく根気良く取り組めば、どんどん視界が開けてきます。

 

勉強とは、どんな壁にあたっても、絶対に投げ出さないこと。

必要なのは根気と根性のみ。これにつきます。