【黎明の御船 おきよ丸】 その二 古事記中巻② | 大和魂の黎明!目覚めよ日本!雪 風 便り

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美々津湾の日の出を望む-ネットより-


海原から大空が

燃える朱色に染まる頃

皇軍「おきよ丸」船団は

威風堂々、輝く海道を進み征く  

東へ、東へ、



日向の美々津湾を出立した 
おきよ丸の船団は、宮崎の東海を北上し筑紫北九州へと舵をとり
宇沙大分県に立ち寄る事になる。


「日はのぼる、旗雲の豐とよの茜に、いざ御船みふねでませや、うまし美々津みみつを」

ー北原白秋作詞ー海道東征 第三章 御船出より


橿原神宮展示時に撮影

宇沙一帯を治めている
宇沙都比古うさつひこ宇沙都比売うさつひめの兄妹は、天津神の御子あまつかみのみこを奉迎ほうげいする為に、足一騰宮あしひとつあがりのみやを建て、大御饗おおみあえを用意し、
一行をもてなした。

イワレは、この地の様子を確かめ
「兄さん宇沙は良く治めていると思うがどうだろう?」

「そうだな、兄妹がそれぞれの役割を*-姫彦制度-果たし、
天孫である私達に従う証に、
宮を建て、大御饗天皇の食事】を用意していた。

「ここは任せて先に進もう」

イツセとイワレは、宇沙の人々の盛大なる歓待に感謝してこの地を去り
次に竺志の岡田宮つくしのおかだのみや-福岡県-に向かう。

この地では、一年ひととせ留まり稲作を教えるイネは、命の根ネ-

海からの採集に頼る生活だった人々に、食糧の生産を伝える事で安定した日々の暮らしの導きを終えてこの地を去る。



*姫彦制-ひめひこ制-

政治や軍事を司る男性と、祭祀を司る女性による男女の共同統治運営、姉妹は血縁の兄弟を守護する霊力を持つと信じられていた。私が思うに天照太御神と須佐之男命、近年では推古天皇と聖徳太子。


それから、阿岐国あきのくにたけりのみやでは七ななとせ留まることになる。広島県-

風光明美なこの地を拠点とし、近隣各地に稲作や祭祀を教え人々を導くと、その後さらに吉備国きびのくにの高島宮で同じく八やとせ過ごした。

-岡山県-


ここまでの西国では

邇邇芸命が降臨あそばされてより長い年月が経つ為、ことさら難しい道のりではなかった。


いよいよこれからだ。

イツセとイワレ二柱の天津御子が率いる皇軍はいよいよその地を出立し、さらなる東へと向かう。



参考文献


皇室と日本人-(株)明成社-


旧皇族が語る天皇の日本史-PHP研究所-


歴代天皇紀-秋田書店-

 

歴代天皇で読む日本の正史-(株)錦正社-


歴代天皇事典-PHP研究所-


皇翼考論(非売品)-月敢直言社-


神皇正統記-(株)岩波書店-


日本は天皇の祈りに守られている-致知出版社-


校注・古事記-日本通信教育連盟-


古事記 -角川書店-


生存法則論 第一巻 古事記編-綜合文化協会-


神武天皇はたしかに存在した-産経新聞出版-


口語訳古事記-文藝春秋-


現代語古事記-学研M文庫-


古事記いのちと勇気の湧く神話-中公新書ラクレ-


はじめての古事記-日本文芸社-


眠れないほど面白い古事記-(株)三笠書房-


ビジュアルワイド図解古事記・日本書紀

(株)西東社-


あらすじとイラストでわかる古事記・日本書紀

-(株)イースト・プレス-


古事記を知りたい-(株)枻出版社-

  

神話のなかのヒメたち-(株)潮書房光人新社-


日本人なら知っておきたい古代神話

-(株)河出書房新社-


歪められた日本神話-PHP研究所-


日本神話の知恵-産経新聞ニュースサービス-


神話のおへそ-(株)扶桑社-


神社のいろは-(株)扶桑社-


日本の神々と神道-(株)学習研究社-


神道行法の本-(株)学習研究社-


神道の手引書-綜合文化協会-


神 道  -(株)弘文堂-


神国の道理-(株)日本教文社-


日本人なら知っておきたい神道

(株)河出書房新社-


神道と日本人-(株)春秋社-


神道見えないものの力-(株)春秋社-


神道とひらめき-(株)春秋社-


神道徳に目覚める-(株)春秋社-


神道のこころ-(株)春秋社-


御力-(株)春秋社-


大祓 知恵のことば-(株)春秋社-


古墳-(株)保育社-


万葉集-(株)角川書店-


國體の本義(非売品)-素行会-


私の古事記解釈は上記の参考文献と父祖からの伝承、その他見聞による記憶などからです。

原文は短い為、人によりそれぞれの解釈がある様ですが、それも又楽しく、学びになるのが古事記の魅力ではないでしょうか。


読んで頂き

ありがとうございます。