【本物】と【似非】と容疑者 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


波乱の東京出張が終わり、日常へ戻り…


少し間が空いたけど、その中身の濃い四日間の喜怒哀楽を記事にしてみる。



喜怒哀楽?…



怒りはないな…

そのかわりに、【教訓】と【自覚】を感じた東京出張。


3月2日 AM 0700 新幹線に乗り込む

この日は移動日、夕方に東京に着けば良いのだが…

鍛えあげた俺の分身と朝早くから食らう。





ヤツのプレッシャーがとてつもなく大きいことは俺classになると容易に理解できる。



極度のプレッシャーから前日は睡眠不足とのことで移動間に睡眠を促す為だ。

昼過ぎに東京に到着。

ヤツは池袋のラーメン屋で替え玉3つ食らう。

プレッシャーと食欲は別物らしい…



夜は広島で共に働いた旧友と宴会。



3月3日

大会当日

午前中は割り当てられた短い時間で最終調整の為の練習。

そんな中、かずとも君が近くに居るとのことで久しぶりの再会はお互いに迷彩。


さて、日本全国からの精鋭が集った?

午前中の練習を見る限り…

どうやら全国制覇は濃厚な感じ。

というか…

ヤツが力を出し切れば100%優勝出来ると感じた。


そして…

結果は記事の最後に。


3日の夜


【本物の男】に半年振りの再会だ。

そう、伝説の男【源G】である。

そして、伝説の野獣【コブラツイスト】


3人で池袋で呑む






このG様はclass俺に遠慮することを知らない…

ズケズケと悪態を突くG様。



数年前に上司から

『お前を指導する人間はいない』

『お前は自らを律しなさい』

と言われたことがある。

ま、要するに…

お前は上司からみても扱い難い人間だから自分自身で律せよ。

ということである。

しかし、唯一無二、このG様はclass俺を指導する男。

そんなG様から…

『仲間内で釣果を偽ってるヤツが居るか?』と。


ま、そんな仲間は居るワケない。

全くクダラナイことを言ってくるヤツが居るもんだな…

で、G様に

『そいつが直接聞けば良いでしょ?』

『なぜ、源Gさんを通じてくるんッスかね?』

と。

ま、妬む【似非男】は日本各地に生息するわけで致し方無しか。

最後まで誰が言ってたのかは、口を割らないG様。

さて、俺がブログを始めた頃の記事を見てもらえば解ると思うが…


釣果は日付が解るように新聞紙に全て並べた

ブログを始めた頃は誰も信用してくれないから。

今では100や200の釣果で驚くことはないが
当時の外房でアジを沢山釣るアングラーは居なかった頃だから。

圧倒的釣果を証明する為に。

しかし、釣果を自慢することに意味を感じない仲間も居る。

ヤメ


書くのがめんどくさくなってきたからヤメ

とにかくグダグタ陰で囀ずるなってことだ

疑問があるなら直接本人に聞け!ってことだ。

話しを戻そう

釣り、仕事、女、家族、色々な話しをした

出張帰りのコブラ君は終電に間に合う時間に家族の元へお返しする。

1週間も息子の顔を見てない男を引っ張るワケにはいかない。


そしてG様と二人で源Gの庭、【赤羽】のオネェちゃんのいる店へステージを移し呑む。


延長1回の末…

おい!G様…

爆釣ッスね~!


流石…



遊びの達人である…


アジングでは負けないが、陸っぱりじゃ敵わんな…


深夜3時終了。



3月4日

昼過ぎ

子供達との再会




久しぶりの彩楓はベビーカーで爆睡中

長男洸介は…

友達と遊んでる

って…

おいっ!

久しぶりのオヤジだろ!

ちゃんと迎えろや!


ま、当たり前か…

中学1年生ならばそうだろうな…

夜は一緒に食事へ。




相変わらずのサウスポー彩楓(いちか)。

爆食いする洸介。




翌日、5日

この日は子供達とはお別れ

長男洸介は朝早くに部活へ出かける

素っ気なく別れを告げる長男。

これも年頃の男だしな…。

彩楓は久しぶりのオヤジに違和感は無いのだろう










『パパ、遊ぼ』

連発。


後、二時間でオヤジは居なくなるんだけど…



無邪気な彩楓の笑顔を見てると涙が出てくる。


そして無理やり買い物に出掛ける





大好きなアンパンマンのオモチャを買いに…













彩楓の姿を瞼の裏側にしっかりと焼きつけ





そして別れ


オモチャで夢中になっている彩楓

その後ろ姿を見ながら気付かれないように号泣しながら逃げるように彩楓と別れる。

数時間後


『いちのパパどこいっちゃったの?』



と、元妻から連絡。






これが俺の人生


全て己の生きた証





ただ、子供達は意外と大丈夫みたいだ。


子供達と別れ…


号泣している場合じゃない。

5分後には【漢達】との再会である。

近くの公園で涙を感づかれないようにヤツ等を待つ。


そして1年振りに【漢達】かずとも君、コブラ君、正人(まぁ)に再会

何事もなかったように【剛】のclass俺を演じるclass俺。

皆が待つ日本橋のロッドビルドの【聖地】サバロへ。




出迎えてくれた仲間達

右上二人はドイツ人か?

いや、南米系か?


さておき、


タイヤ屋

まぁ

かずとも

カバ先輩

ボブ

番長

便

コブラ

サバロの店長さん。


カバ先輩を見た瞬間

『先輩、ショボくなったんじゃないか』

と、口にしたclass俺。

ごめんな。

力強さが無くなってるぞ。


皆で昼飯しながら色々な話しをした。


漢達の前では【剛】を演じるclass俺


だが、子供達の話しになると涙を止めることはできなかった。

人前で涙なんざ絶対に見せない

が、もうええだろ…


集まってくれた野郎達にもはや隠すことは何も無い。

クソ人生の挙げ句、ショボく涙を見せるクソ野郎でもかまわない。


そんな想いになれる仲間が居ること



それでよしかと。


俺の仲間に【似非野郎】は居ない。


上っ面だけの付き合いなんざ仕事だけで充分だ。


野郎達との時間はあっという間に過ぎ…





ドイツ兵の番長に無理やりヘルメットを被らせ…






広島行きの新幹線に乗り込む。


みんな最後まで見送ってくれた


最後は【剛】のclass俺でみんなに別れを告げた。



そんな濃い東京の4日間


人間が少しだけ見えてきた気がする。





そして…


広島に戻れば西へ東へアジング&チヌゲー








上関では











乾燥ワカメの作り方を地元のばあちゃんに教えてもらう。



そしてまた日常へ。



えっ?


競技会の結果?





全ては俺の責任





清原みたいッスね!


って?


誰が容疑者や?


ま、坊主にしたから責任云々言うつもりはないが…


男はそう在りたい。


いや~


東京行く前にチョッと気合い入れて散髪したばっかりだったのに…


残念。






次はいつ東京に行こうかな…






おしまい。