めっきりと秋らしくなってきたのだけど、海の中は例年よりも1ヶ月くらい秋への移行が遅れている様子の広島~山口近郊の海。
この時期、何かとネガティブな感情が体の奥底から沸き上がってくるのだが…
それを無理やり抑え込む。
どうやって抑え込む?
そう!アジングである。
なわけで、最近の釣行回数は半端ないくらいに激増。
ブログ記事も書く暇はないくらいに…
【隙あらばアジング】
先週末も、山口県周防大島~広島県江田島~倉橋島~近場調査まで。
2日間で延べ走行距離500キロ強
この時期になるとアジング以外の魚種も気にはなるのだか、やっぱアジング。
未だに【アジングの魅力】の底を見たことがない《class俺》です。
さて、毎日、毎日、仕事に追われアジングに追われて書きたい【記事】も手付かずのまま…
本日、久々に3時間程度《空き》の時間が出来たので、文章メインの記事になるが中身の濃いブログ記事を書きたいと思う。
記事のお題は
【解釈で変わる以後の方向性】
これ、ずっと前から感じていたことであり、この【解釈の仕方】によって《釣り》というものの楽しみ方やアングラーの方向性が変わってくるのである。
【解釈の仕方】って?
そうそう
《釣れた理由》《釣れない理由》
その【解釈の仕方】である。
本題に入ろう
【釣れない理由】
良く耳にすることがあると思うが…
『アジが口を使わない』
『セレクティブなアジ』
『限定的なアクションしか釣れない』
『ボトムだから多毛類に似せたアクションやワームのシルエット』
等々…
じゃないと釣れない!
居るけど釣れない!
的な…
そんな情報を多々、目にすることだろうが…
class俺からすればそれは…
妄想
なわけであり、
居ないから釣れない
少ないからあまり釣れない
のである。
個体数が少ない状況でアングラーのその妄想が膨れ上がる傾向が強い。
例えば1時間に2~3匹しか釣れない状況
その時に【釣れた理由】をアングラーは、どう解釈するのか?
この解釈の仕方は2つしかない。
① たまたま回遊してきたヤツが釣れた
② 渋い状況で何とか口を使わせることが出来た
以上の2種類の解釈である。
ま、どちらが正しいのかは海に潜って見てみないことには解らないのだが…
【居るけど釣れない】
そんな状況に出くわすことは極めて稀である。
特に今時期の江田島や倉橋島のアジングでは【居るけど釣れない】と感じたことはない。
【居ないから釣れない】と言い切るには、それなりの技術は必要な訳ではあるが
それはそんなに難しい技術ではなく…
アジングを【正常な思考回路】でそれなりに【本気】で取り組んでいれば1年もかからずにその技術は修得出来るレベルである。
まあ、それは【限られたポイント限定】ではあるが、その限られたポイントだけならば10年やっていようが、1年しかやってなかろうが、釣果に大差が付くことはない。
簡単に言えば…
◯◯漁港のアジング
そのポイントだけならば、自称エキスパートなアングラーと、それなりのセンスがあり、正常な思考回路を持った1年生アングラーの釣果は変わらないってことだ。
さて、【解釈の仕方】
たかだか1時間で数匹しか釣れない状況で
『今日のパターン』
『限定的なアクション』
『じゃなと釣れないワーム』
それを言い切る根拠がclass俺には到底理解出来るモノではないし…
俺が全く釣れない状況で、隣でボコボコに釣られないと、そんな妄想理論を鵜呑みにすることは出来ない。
誰か?生意気なclass俺をボコボコにしてくれませんか?
ま、ないけど…
さておき、
メバルは潮により活性は大きく変わる
同じポイントでも、それまで魚探に映っていたメバルが一気に釣れ始める
それは多々、経験してきたのだが…
アジは回遊魚
同じポイントに溜まることは少ない。
たまに回遊してきた個体がポツリポツリ釣れる状況でのアングラー側の【解釈】
その【解釈の仕方】でアングラーの
アジの捕獲率の速度
アングラーの技術
これが大きく変わると感じる。
それは…
【居るけど釣れない】
この理論で重要になってくるのが
●タックル
●アクション
●ワームの色やシルエット
おのずとそっちばかりに気をとられて、【魚釣り】の最も重要な
魚の目の前にルアーを届ける
これについての色々な思考が少なくなるのではないか?
また、妄想理論でやっていると…
数少ない回遊時に釣れた理由が悪循環して妄想が更に妄想となる。
リアル理論ならば
【回遊してきたから釣れた】
と考えるのだが…
これが、妄想理論だと…
色々とワームやアクションを変えた結果…
【だから釣れた!】
【じゃなと釣れない!】
と、思い込むのではなかろうか?
本当は全レンジをずっと同じワームや釣り方をしていても、同じ結果になるのだが。
まあ、釣りは趣味
楽しみ方は人それぞれ
『どうしたら釣れるのか?』
これを試行錯誤しながら釣果を出すのが楽しいモノなのは百も承知している。
しかし、class俺の場合
そこに【妄想】は入れて楽しむことはない
全てが Real アジングである。
妄想をしながらではなくても十分過ぎるほどアジングが楽しめるのである。
さてさて
アジはガチガチのフィッシュイーターではないし…
使うルアーも数㎝の小さなワーム
アクションやワームカラーやシルエットなんざ、ガチガチのフィッシュイーターのルアーみたいに大きな差が出るハズもない。
いつも書いてきたけど…
アジの目の前にワームを届ける
それだけで殆どのアジは釣れる。
ただ…
それが意外に難しい
水深、潮流、風によって様々なアプローチの仕方がある。
そのアプローチの仕方を一番に考えることが釣果を出す近道なのは言うまでもない。
それと…
神の様に【凄い釣果】を出すアングラーなんざ存在しない。
一定レベルのアングラーになれば有名エキスパートの釣果と変わらないね。
あとはポイント&タイミング
釣果の差が出る要因は。
ということで…
お題の【解釈で変わる以後の方向性】
【釣れた理由】
この事実をどう解釈するか?
それによって《技術》の進化は飛躍的に変化する
ということである。

↑過去画像
今日の【言葉】
胡散臭い蘊蓄で特別感を出さんでもええから…
誰か?俺の横でボコボコにしてくれんかな?
中村剛士
おしまい。