【海猿的アジング考察40】ラインスラックとロッドの角度 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。



お待たせしました変態考察!連投!





先週末は家でゴロゴロ、あまりに暇で久々にパチスロ‥‥




頂rush】引きまくるも上乗せ少なく番長で撃沈‥‥






最終釣行から2週間も経つと豆アジでも良い!





バイトを感じたい》衝動MAXの海猿です。





胡散臭い【海猿的アジング考察 】も数を重ねて今回で40


過去考察を自分で見ても‥‥


胡散臭い‥‥




けど、メディアに比べば少しマシか?





さて今回のテーマ


ロッドの角度とラインスラックの影響


これも、かれこれ一年前から下書き済みの考察だったけどアプリ変更でブッ飛んだ考察記事。


はい。





さっさと始めます。




アジングにおいて、バイトを待つ、あるいはアクションをいれる時の



【ロッドの角度】



それに伴う



【ラインスラックの影響】


について‥‥



一番重要な事は‥‥



バイトを待つ時の




ロッドの角度



何を考慮するか?



①風



②足場の高さ



③どんなアクションをさせるか




なのだが・・・



その前に意外と知られていない重要な事が沢山あるので、考慮する事項は最後に説明します。



重要な事それは‥‥


【ロッド感度を活かす術】として




《ロッド感度活かす角度》





《ラインスラックの影響》





これ重要。







今時の高感度ロッドを使っても、ロッドの角度がデタラメだと性能は発揮出来ない。






反響感度》・《非反響感度》を問わず‥‥





《ロッド感度を活かす角度》とは?





ロッドとラインが90°になるように保つ事が重要。





これはティップではなく、バッド~ベリーの角度とラインの角度の事。


90°にしないと何故ダメか?解りやすく極端に説明すると‥‥





キャスト後、リグが沈んでいるであろうラインが海面に入っている方向へロッドを向けると‥‥




リールから放出されるラインとリグが一直線になる。


こうなるとガイドに干渉するラインは少なく、ロッドの存在はまるで無くなる。







もっと解りやすく説明すると‥‥

根掛かりしたときにロッドを痛めない様に根掛かりした方向にロッドを向ける。


↑こういう状態ではロッドには反響やテンションの抜けは感じられないと言う事である。



という事で!



●ラインの角度を意識してティップが一番曲がりやすい方向でロッドを構える。






これが、ロッドとラインの角度で重要な基本的事項である。





※注
トラウトの管釣りではロッドを着水点方向へ向けているが、これはロッドでは無くラインでバイトをとるから。






ここまでは

超当たり前の事を説明したが、以外に意識してない方も居るので‥‥






次!





以外と知られてないが重要な‥‥



《ラインスラックの影響》



アジングの様な軽いリグを扱う場合、少なからず《ラインスラック》は出来る。


それはラインを張ろうとしたとき、に《ラインスラック》が無くなる力よりもリグの力(重さ)が弱い為。



これは、ラインの比重や放出量、風、潮、足場の高さで変化するものである。



その《ラインスラック》について‥‥



有りがちなのが・・・



ラインスラックを無くそうとして‥‥





●ラインを巻き取りすぎる事




巻き取り過ぎると当然、リグは上ずってしまう。




何が言いたいかと言うと‥‥






風や、ライン重量、流れ等で




一定の負荷のあるラインスラック




ならば、【感度は下がらない】と言う事。





多くのアングラーが思っているほどラインスラックが有っても【バイト感度】が下がらないのである。






その具体的なラインスラックの量や何故思ったよりも感度が下がらないか?は長くなるので割愛するが、

チョッと試しにやってみれば以外と【ラインスラックが有っても感度が下がらない】事が直ぐに理解出来るだろう。





追記はここから。




ここで、ラインの張り感度について考えてみる。


面白い実験をしてみます。



ロッドにリールをセットして、ラインを通して下さい。




ラインの端を持って・・・・



①ティップが曲がるくらいラインを引っ張っる



②ティップが曲がるか曲がらないか位でラインを引っ張る





①と②の状態で、ラインの端を軽く弾いてみると・・・




【反響】はどちらが大きく伝わると思いますか??





答えは②





①の方が【反響感度】が大きいと思った方が多いのでは?




かつて自分もそうだったが、この【ラインの張り】と【反響感度】の関係の認識の違うアングラーは多い。




反響】は振動しなければ伝わらないのである。




ラインを強く引っ張るとラインの【振動幅】は少なくなり、ロッドも曲がった状態では【振り幅】は少ない。




という事で・・・




反響感度】を感じようとして・・・




ラインにテンションをかけようとし過ぎるのは間違いなのである。







ここまで、



【ロッド感度を活かす術】



として


《ロッド角度》

《ラインスラックの影響》




について書いたが、ここからは具体的な【ロッドの角度】と、【ラインスラック】について‥‥





①風

風が強ければ当然、ロッドティップは下げた方がラインスラックは出にくい。


しかし、大した風でもないのにロッドティップを下向きにしているアングラーを良く見かける。

リトリーブの釣りならば問題は無いが、フォールを加える釣りにはNG


何故NGか?


●ロッド性能を発揮出来ない


●グリップの握りが必然的に強くなる


●バイトが感じにくい


●アクションさせにくい


●面白味がない



先に書いたように、ロッドティップを下向きに構えると、ラインとロッドを90°にするのは難しい。

ロッド感度も活かせないし、グリップの握りが必然的に強くなる事で、微妙なバイトを感じ難くなる。



更に、縦の短いアクションも与え難いく、面白いアジングでは無くなると感じる。




猿の場合、どんなに風が吹こうとロッドを平行よりも下げて構える事はない



外房エリアの様な水深が浅いポイントでは、フォールさせる時間は少ない。


なので、ロッドティップは上方で構えるポイントも少ない。


自分の場合は平行よりも、やや上向き。


↑『これで90°になるか?』


って考えた貴方はエライ!


リグの着水方向へティップをやや上向きならばロッドとラインは90°にはならない。



という事で‥‥




ロッド左持ちの猿は体を左へ向ける。





これで



ロッドとラインを90°に保つ!





じゃあ、右に体を向けるのはNGか?



慣れればどちらでもOKだが、アクションをさせるのはチョッと難しくなる。




【ロッド感度】もロッドを上から持つスタイルなので、手のひら側はラインの方向へ向けていた方がバイトを感じ易くなる。






文章化すると非常に解りにくいので、意味不明な方は直接お話しします。






②足場の高さ

足場が高ければ高いほどロッドを上向きに構える必要は少なくなる。

ラインの放出の角度を考えれば理由は解ると思うので割愛。






③アクション


先にも書いたが、【リトリーブ】のアクションでのアジングならばロッドは下向きでOK。

だか、当然ロッドはペナペナロッドが有効で向こう合わせなアジングになるので‥‥

面白味に欠けると感じる。


猿は【リトリーブ】のアジングはやらない。





次!







ロッドを上向きに構えるのは‥‥



アクションを極力上向きにさせるためである。



足場の低いポイントでリグの移動距離を極力抑えて、ネチネチとボトム付近のレンジを狙う場合には【上向きに構える】のが有効である。






さていよいよ訳が解らなくなってきた方も多いと思うので‥‥





今回の考察で一番言いたい事をまとめると・・・




●ロッドとラインを極力90°にしてロッド感度を活かす事。


●ラインスラックは一定の負荷がかかったラインスラックならばバイトはロッドに伝わる。



◎ラインの張りが強すぎても反響は伝わり難い



以上3つ。







あれこれ書いたが、どんなロッド角度で操作しようが【アジは釣れる




ただ、おかしなロッド操作では折角の高感度ロッドの性能は発揮出来ないし面白味に欠けると言う事である。




ラインスラックについては‥‥


もっと沢山書きたいがめんどくさくなってきたので‥‥


スンマセン。





非常に解りにくい今回の【考察




詳しく胡散臭い蘊蓄を聞きたい方は【清掃活動】に参加した時でも遠慮なくどうぞ!




来られない方はメッセでもコメントでもOKです。



文章じゃ伝わらないかもですが‥‥






週末の【第4回自己完結型清掃活動】


息子連れで参加しますので!


気軽にどうぞ!














おしまい。