【海猿的アジング考察37】フロロとポリエステル | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


某国の猿真似で‥‥


痛手を食らっている海猿です。





久々の変態考察



今回のテーマは





ライン選び





アジングで使用されているメインラインは色々有るが・・・





ポリエステル




フロロカーボン




の2つに絞って考えてみる。




この2つのラインの大きな違いは





①伸び率





②瞬間的な引っ張り強度



③比重




以上3つ。






さて、この3つの違いがアジングにどう影響してくるのか





まず





伸び率





猿的には一番の違いであり、重要な部分である。


伸び率の少ないエステルは‥‥





【操作感は断然ポリエステル




瞬間的にリグを動かした場合当然であるが、



スローにリフトした場合やロッドを送り込みながらのリグの重みも



フロロカーボンよりも遥かに明確に





【リグの存在】【リグの状況】が認識出来る。




それは、リグの重みや弛みをラインが吸収する事が少ないから




↑これがアジングに最も必要である




レンジを正確に捉える




操作感になるのである。




これは物理的に間違いがない理論である






次に




バイト感度






巷ではバイトの種類は‥‥



ONのバイト】


通常のバイト、引っ張り系のバイト





OFFのバイト】


食い上げのバイト、ラインテンションの抜けるバイト



と言われ‥‥



ONのバイト感度】はポリエステル優れているが



OFFのバイト】はフロロカーボンが優れている。





と有名なアングラーさんは言われている。


が‥‥





そんな事はない。





猿的にはどちらの【バイト感度】もポリエステルが優れていると考えている。




何故?【OFF感度】もポリエステルが優れているのか?



極端な例えになるが、伸びがどんな影響をするかを説明すると‥‥




【PEライン】と【ゴムのライン】でタックルを組むとする。




ロッドティップが10㎝曲がる様に2つのタックルに重りをぶら下げる。



そして1㎝ほど重りを手で持ち上げる、これは食い上げのバイト


OFFのバイト】の意味。



さて?10㎝曲がっていた二本のタックル、ティップの戻り幅が大きいのは?



当然、PEのタックルである。





ロッドティップの柔軟性とラインの伸縮性、どちらが強いか?で変わってくるが‥‥






基本的にラインの【伸び】が無くなるまではロッドティップが完全に戻る事はない。




結局



●伸び率の高いラインはOFFのバイトもティップに出にくい。




のである。








したがって‥‥



ポリエステルに比べ、伸び率の高いフロロカーボンラインが


OFFのバイト感度】も低いという事である。



もう1つ!




OFFのバイト感度】は食い上げによるテンションの抜けとして反響が無いものとして捕らわれがちだが‥‥



フロロカーボンラインだと【OFFのバイト】の【反響感度】は得にくいが‥‥


伸びの少ないポリエステルラインには【OFFのバイト感度】とされるバイトの時も【反響感度】として手元に伝わる。




2つのラインの【伸び率】については以上。





結局、どんなバイトもポリエステルラインの方が認識出来るという事である。







次に



瞬間的な引っ張り強度



について‥‥




ポリエステルラインはフロロカーボンラインより【瞬間的な引っ張り強度】は低い。




これは【伸び率】が低いからである。






しかし釣果に影響が出るという事はない



これも違う意見になるのだが‥‥




デカイ魚や瞬時にフッキングをしてやらないと掛からない状況でもポリエステルで十分に対応出来る。




何故か?




そもそも、フロロカーボンラインでのフッキングをそのままポリエステルラインでやる事自体が大間違いなのである。




ポリエステルは【伸び率】が低いのだから少しの力(フッキングの強さ)でも針先に伝わる力は強い




フロロカーボンラインより弱い力でポリエステルラインでフッキングしても、フロロカーボンラインでのフッキングと同じ貫通力は与えられるという事である






普通にロッドで考えるば解るだろう。






柔らかいロッドほど大アワセしないとフッキングしないのと同じである



簡単に言えばポリエステルラインの場合、ラインブレイクするほどアホみたいにフッキングしなくてもフックは貫通するという事。




瞬間的な引っ張り強度】は【ポリエステル】ラインでも全く問題ないのである。


瞬間的な引っ張り強度】については以上。



次に



比重について。



フロロカーボンが1,8前後


ポリエステルが1,4前後


先ずは大差無し。



またもや反対意見になるが‥‥




某氏の言う、ラインの重さが無いとONのバイトがとれないとか‥‥


感じた事は無い。





『逆にラインの重みが軽量リグの重みをスポイルする事があるのではないか?』




『ラインが重ければロッド~海面までの弛みが増えるだろ?』



その程度しか差は感じない。




水なじみに関しては海水の比重に近いポリエステルラインの方がナチュラルに馴染むのでは?


という事で【比重】に関しては大差は無いし、
重要視されるほどの差は感じない。



比重】に関しては以上。





ポリエステルライン


フロロカーボンライン



色々と書いてみたが‥‥



ポリエステルライン】で釣果が下がるという事は無い。





それは‥‥




猿の胡散臭い考察で証明するよりも、実際に使っているユーザーを見れば一目瞭然である。




フロロカーボンラインを使っていたアングラーがポリエステルラインを使用
して‥‥



フッキングしないだの、抜けのバイトだの、強度だのと本当に釣果が下がると感じたのならば‥‥



ポリエステルラインが使われる事無い。



大事なのでもう一度




ユーザーが釣果が下がると感じるならば、とっくにポリエステルラインは使用されなくなったであろう。







現在の実態は?




前回の【おさわり会】参加して頂いた方々殆んどが【ポリエステルライン


新たなメーカーが更にポリエステルラインをリリースしようとしている事実も有る。






現在、存在する





ポリエステルライン




ジョーカーピンキー




昔から有ったライン素材とはいえ、それをメインラインとして開発された家邊氏の功績は現在のアジングに限らず、画期的で認識を変えたラインである事は間違いないと思う。


なんか、34さんの回し者みたいな事を書いたが、猿は素直にそう考えている。




結局何が言いたいか?



明確な差が出ない事や、明確な証明が出来ない事


例えば



ラインの重みが重要

等々・・・




感覚的にしか説明出来ない様な理由や理論は‥‥




間違いだと言い切る事はできないし


間違い無いと言い切る事も出来ない






それほどあてにならない事は無いという事。









結論




●いつも言っている通り、フロロでもポリエステルでも釣果に変わりはない。


●ラインは【自分が求める】釣りをする為に選ぶ。




伸び率の少ないラインではバラシの増加や違和感を与える事は少なからずある。



が、それさえ大した差はなく釣果に影響しないのである。







自分はアジングにおいて、【ポリエステル】を使う。



それは、トータル的に考えて‥‥




【ポリエステルライン】の方が



楽しく自分の求める釣りをストレス無く出来る





という理由からである。





どのラインを使おうか?




と迷っている方は、両方を暫く使い込んでみて頂きたい。




そして【自分の求める釣り】をするにはどちらが良いか?




最終的には自分で判断しましょう。





それが趣味の中の、アジングにおける正しい【ラインの選び方】だと思います。










おしまい。