アジングIN南房【先走り】 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

10月19日(水)~20日(木)


小潮


・・・・・


・・・・・


水温 21.9



『明日休みになったけ~釣り行ってくるで~』


『もしかして?またアジ??



『おう!、何匹位待って帰ろうか?』



『何か他の物つれんのん??』


『・・・・・・・』



『もうアジはええわ、ワカシとかサバも釣れてるんでしょ?』


『・・・・・』



息子

『父さん何で、あんなとこまで行ってアジだけしか釣れないの?』


『・・・・・・・・・・』



息子

『マグロとかハマチを釣ってきてよ!』



『お前ら黙って聞とりゃ~言いたい事ばっかり言いやがって!』


『ワシャ~の~お前らに魚食わす為に釣りに行っとるんじゃ~ないんで!ゴラッ!』


『魚食いたいんなら買ってこいや~!!』



とも言えず・・・・


どうやらとうとうアジばかり食べさせているので飽きられたみたいです・・・


広島に居る時から旬な時期には


メバル、メバル、メバル太刀魚、太刀魚、太刀魚アオリ、アオリ、アオリ!!


みたいに連続して同じ魚を持って帰ると同じような反応でした。


しかし、アジは今までに無い位飽きないみたいなので安心していたのに・・・



前置きが長くなりすぎたのでさっさ報告します。



平日が休みになり勤務が終わってからの釣行で、今回は【横浜沖堤】アジングに決定。


勤務が終わる1730には本牧を目指して出発!


風が気になるが予報では10Mを超える事はなさそうなので何とかなるだろう。


頭の中は完全に【沖堤モード】で新山下のICを降りたのは1830頃。


興奮して渡船さんに入り・・・


『20時ので新堤までお願いします!!』


店主

『????』


『2500円ですよね!?』


と財布を開けようとすると・・・・


店主

『明日が定休日だから、20時半の迎えで終了ですよ。』


『折角来てくれたのに残念ですが・・・』


『あっそうなんですか、すいませんまた来ます・・』


まあ他にも渡船屋さんはイッパイあるので余裕かまして他の渡船屋さんにダッシュ。



『最終便でお願いしま~す!!』


店主

『明日は定休日なので今日の渡しはありませんが・・・』


『もしかして??』


『この辺りの渡船屋さんは全部明日がお休みですか??』


店主

『ハイ。』



チ~ン!




やってしまった・・・・・


渡船屋に定休日があるなんて・・・


こっちはこういうルールがあるとは・・・


海猿的には全くのノーガードで後頭部を撃ち抜かれた感じ。


逃げるように湾岸線に車を走らせ、しばし考える。


脳からの指令は【外房に行け!!】




しかし、外房の海況は全く調べていないので『今日は帰ろうか?』と弱気になる。



そうだ!地元のk君に電話してみよう!


K君

『今日は風も結構あるし、ウネリがありますよ。』


『でも釣りが出来ん位じゃーないよね??』


K君

『う~ん・・雨も降ってますよ・・』



この時点でアクアラインに突入!


房総アジングに確定。


海ホタルの風速計は12M


ここは何時も10M級なので特に不安は無い。


がっ!


スパイクが無い!


沖堤に行くつもりだったので、持ってきていないし・・・


雨でテトラは滑るので危険。


仕方なく南房を目指して走った。


鴨川よりも南のHG港に到着したのは20時過ぎ。


思ったほどのウネリは無く、風も背中から背負う感じで釣りになりそう!


高い防波堤によじ登り開始。




デジカメは持って来ましたがメモリーカードが入ってませんでした・・・



以下携帯のショボイ画像で行かせてもらいます。


満潮からの下げ3分といったところでタイミングはど真ん中


勝浦のHG港のアベレージよりひとまわり大きい!といっても22~23㎝位。


海猿のアジングやりたい放題

連発する訳でもなく魚は少なそう・・・・


たま~に



海猿のアジングやりたい放題


小雨&気温は13度。


1時間弱で徐々に心が折れそうになってくる・・・・


数匹追加したが、気になるHG港に向かう。




途中5ヶ所位ランガンしたが、勝浦方面に行くにつれて濁りと風がひどくなってきた


HG港は波は無いがウネリでポイントはグチャグチャに掻き回されている。


案の定反応無し、15分で撤収


外房の外側はダメっぽいので、またもやランガン。


1時間近く走って40キロくらい南へ。


だがここも反応無し15分で降参・・・・


時間は深夜0時


ここで『ポキッ!』と心が折れる。


南房のHG港付近まで戻り、発泡酒をくらい仮眠。


朝マズメの5時過ぎから再度開始!


15分で撤収・・・・


そこから再び勝浦方面へ数か所ランガンしながら北上。


最終ポイントに入ったのが8時前。


前回、攻略したポイント。





ここからドラマが!!!




そんなものは無く・・・



海猿のアジングやりたい放題

↑豆を3匹と・・・



海猿のアジングやりたい放題

コイツ↑を2匹のみで本日の釣行は終了。



走行距離400キロ超え・・・・


全く懲りない馬鹿者の行動。




本日の釣果


アジ 


ムツ 2匹


全てリリース。



今日の教訓


風雨に打たれようとも、体力的に厳しかろうとも・・・・


それが楽しいものなら、苦では無い。


【我慢して止める決断】をする事のほうが苦で有り、それが出来ないのは


人間的にまだまだ未完成。



ということで、劣悪な状況とコンディションの中で頑張ってるのは


【頑張っている】訳ではなく、自らの衝動に基づき行動しているだけで


【楽をしている】って事ではないでしょうか。



【止める決断】が出来る精神を身につけたいものです。