先週の話…
親父(私)
『おい!洸介!お前運動会の徒競走は何番になりそうなんや?』
洸介
『2番…だって学年で一番早い子が一緒にはしるんだよ』
そうです、どうやらうちの学校は50m走のタイムが近い者で走る組が決まるみたいです。
親父
『それじゃ~今から特訓じゃ~』
洸介
『父さんうぜぇ~少しならやってもいいよ』
運動会の前日、息子とスタートの練習。
おまけに、流行りの運動靴【スーパースター】を装備
当日…
親父は
入場門に並ぶ洸介にNo.1になれのサインを送る。
洸介
恥ずかしいのか、親父に向かって『しっ!しっ!』
とあっち行けのサイン。
そういえば、俺も恥ずかしかったなと子供の頃を思い出す。
いよいよ、洸介の出走!
嫁とゴール前で心臓をバクバクさせる。
バン!
スタート!
親父
『行けー!洸介!』
嫁
『洸ちゃ~ん!』
息子は中間ですでにトップ! 余裕でゴール。
親父
『よっしゃー!やったで~』
まるで万馬券でもとったかのような興奮に…
周りの親子さんたちは…
ドン引き模様…
嫁と逃げる様に、立ち去りました。
練習ではいつも2番だったのに、良く頑張ったよなって嫁と感動してました。
家で息子の帰りを待つ
洸介
『ただいまっ!』
親父
『よっしゃー洸介!よう頑張ったの~!!』
嫁
『洸ちゃん凄いね!母さん涙が出そうやったで。』
親父
『やっぱり昨日の特訓の成果じゃの~お前は本番に強いの~』
洸介
『だって一番の子、今日お休みだったもん。』
親父
『そ、そうか、でも今日の走りなら一番の子にも勝てただろうな』
嫁と顔見合わせて、苦笑いするしかありませんでした。